
ノベル
完結
父親が失踪した後から、精神的に不安定になってしまった母親と不仲が続く主人公の葛城莉乃。母親とは一年以上まともに口をきいておらず、心を開いているのは弟の英人だけ。莉乃はJKビジネスを仕切る裏社会の人間に利用され、小遣い稼ぎのためにグレーなお仕事「JKお散歩」と「パパ活」に励む日々を送っていた。そんな中、見知らぬ老人から「卵」をもらう。 「これは君を支える君だけのペットになり、どんなペットが出てくるかはお楽しみだ」と言われ興味が湧いた莉乃は、卵を孵化させることに。卵の世話をしているうちに母性が芽生え始め、長い時間空いていた心の穴が埋まっていくのを感じる。困難を乗り越えてようやく卵が孵化するが、見たことのない生物が現れたのだった。

完結
※本作はノベル版『初恋は返り咲く』の続きとなります※
大手企業のエリートサラリーマンである藤崎桜汰(ふじさき おうた)は、ゲイである自分を認められずに、ひた隠しにして生きてきた。しかし、病気で死んだ後になぜか高校時代に逆行!?一度目の人生では叶わなかった初恋をやり直すために奮闘し、ついに七森海生(ななもりみお)と付き合うことに!しかも恋人になった海生は、桜汰の予想を超えて甘く、優しく、まさかのスパダリ状態に…!?【イラスト:©Studio reBorn / RocketStaff Inc.】

ノベル
完結
鉱物を糸で編み込んだ装身具で魔術を使う魔女の末裔・ユーディアの元に、かつて魔女狩りを先導していた王立騎士団の副団長・ジェットが訪れる。「魔女だと疑われているのでは」と思いきや、ジェットは「装身具作りを教えてほしい」と申し出る。
魔術以上に装身具作り好きのユーディアは、恐怖よりも喜びが勝って申し出を快諾。好きなものに熱中すると周りが見えなくなる、似た者同士が惹かれ合う、じれキュンラブストーリー。
【イラスト:狩屋 カルコ】

ノベル
冷酷伯爵の異名を持つ辺境伯・アッシュと政略結婚したエレノア。「愛さなくてもいい」というアッシュの言葉通り、愛のない結婚生活を送っていたが、戦禍に巻き込まれたエレノアを庇って致命傷を負ったアッシュが最期に残した言葉は、アッシュが知りえないはずの彼女の本当の名前と、「愛してる」という告白だった。
後悔と疑問のなか自身も死に直面したエレノアが目を覚ますと、アッシュの元へ嫁ぐ日の馬車の中にいた。
「もしかして、生き返ってる…?」
転生回帰から始まるラブロマンスファンタジー。
【原案:幸田悠希 イラスト:狩屋 カルコ】

ノベル
光の精霊の加護を持ち、〝艶麗なる銀薔薇〟との異名を持つ辺境伯令嬢のルクレシアは、双子の弟ローラントを殺した犯人を探すため、幼いころからの従者である色なしのヴァンを護衛に、髪を切り落とし弟になりすまして白の騎士団に潜入する。
ローラントの遺した手記を辿る中で浮かび上がるのは、亡国の陰謀、人身売買組織、そして騎士団の内に潜む闇。
誰よりも彼女の強さも脆さも知るヴァンは、従者として寄り添いながらも、決して伝えられぬ恋心を胸に秘めていた。
復讐の〝銀薔薇〟がその剣で切り拓く先に待つのは、真実か、愛か、それとも――。【イラスト:永弓】

ノベル
アンジェリカはレガリア皇国の第三皇女として何不自由なく暮らしていた。 そんなある日、レガリア皇国の皇帝でもある父が毒殺されてしまう。 アンジェリカは父殺しの濡れ衣を着せられ恋人だったジークハルトにも裏切られていたことを知る。絶望していると、謎の魔導師エトガルが現れ、過去に戻れるという「時間戻りの魔石」を渡される。過去に戻ったアンジェリカは父を殺した真犯人を追い詰め、幸せを得ることはできるのか?
(シナリオ:仙崎ひとみ/執筆:プロローグ〜15話「幸田悠希」、16話〜「九龍」)