コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「えー本日、各県から集められた日本代表選考会候補に皆さん」
今日から3日間
私は最高レベルの合宿に参加する
周りを見るとテレビや雑誌で見た事ある選手がチラホラと居た
桜木 愛佳
椎名 咲
桜木 愛佳
椎名 咲
椎名 咲
椎名 咲
私はと言うと
正直緊張している
抜かされる度に余計にあせる
そして息が切れる
椎名 咲
椎名 咲
前のグループの中には愛佳が居てちゃんとついて行ってる
椎名 咲
椎名 咲
「ずっと、見てました」
椎名 咲
椎名 咲
地面を蹴って前に出た
椎名 咲
桜木 愛佳
椎名 咲
椎名 咲
練習終了後にトイレで吐いて今に至る
さすがに無理をし過ぎた気がする
湊 由美
湊 由美
湊 由美
椎名 咲
声の方を見ると私よりも、多分長崎さんぐらいの子が立っていた
椎名 咲
椎名 咲
湊 由美
椎名 咲
桜木 愛佳
桜木 愛佳
湊 由美
湊 由美
青木 夜見
今度は私と同じぐらいの女の子がその子の首を掴んだ
青木 夜見
青木 夜見
椎名 咲
桜木 愛佳
湊 由美
湊 由美
湊 由美
青木 夜見
青木 夜見
湊 由美
椎名 咲
椎名 咲
長崎 優芽
長崎 優芽
椎名 咲
椎名 咲
椎名 咲
桜木 愛佳
桜木 愛佳
椎名 咲
桜木 愛佳
椎名 咲
桜木 愛佳
桜木 愛佳
椎名 咲
椎名 咲
桜木 愛佳
長崎 優芽
パチッ
甘木 紗彩
長崎 優芽
長崎 優芽
甘木 紗彩
甘木 紗彩
長崎 優芽
長崎 優芽
先輩が合宿に行ってしまった
まだ1日しか経ってないのに何故か学校は静かに、退屈に感じる
甘木 紗彩
長崎 優芽
甘木 紗彩
長崎 優芽
甘木 紗彩
長崎 優芽
甘木 紗彩
長崎 優芽
ピピピピ
桜木 愛佳
桜木 愛佳
桜木 愛佳
椎名 咲
アイスを頬張りながら愛佳は電話に出た
桜木 愛佳
桜木 愛佳
桜木 愛佳
桜木 愛佳
桜木 愛佳
愛佳は私の方を見るとスマホを差し出した
椎名 咲
桜木 愛佳
椎名 咲
椎名 咲
スマホを耳に当てた
椎名 咲
「あ、せ…先輩…私です…長崎です…」
椎名 咲
椎名 咲
久しぶりに聞く彼女の声
少しだけホッとするような気持ちになった
「あ、あの…先輩…その…」
「連絡先…教えてくれませんか…?」
椎名 咲
椎名 咲
椎名 咲
「!はい!」
「ま、待ってます」
椎名 咲
桜木 愛佳
スマホを奪い取られる
桜木 愛佳
椎名 咲
カキーン
カキーン
湊 由美
湊 由美
椎名 咲
桜木 愛佳
青木 夜見
青木 夜見
桜木 愛佳
青木 夜見
青木 夜見
青木 夜見
桜木 愛佳
桜木 愛佳
椎名 咲
私の前の打席に礼をして入った
桜木 愛佳
桜木 愛佳
桜木 愛佳
白い球を握って腕を振る
カキーン
桜木 愛佳
桜木 愛佳
いとも簡単に私の球を打ち上げる彼女
私が最初に彼女を意識したあの日がフラッシュバックした
1年前
カキーン
桜木 愛佳
また1年生として始まった生活
高校生活初めて人相手に投げ込んだあの日
それまで皆がゴロやフライで終わってたボールが
綺麗な弧を描いて飛んで行った
桜木 愛佳
椎名 咲
椎名 咲
桜木 愛佳
桜木 愛佳
中学時代目立ちもしなかった、なんなら知らなかったのに
その日から私の中でそいつは大きい存在になった
シュッ、パァンッ!
桜木 愛佳
桜木 愛佳
椎名 咲
初めてバッテリーを組んだあの日も
桜木 愛佳
椎名 咲
桜木 愛佳
桜木 愛佳
椎名 咲
桜木 愛佳
桜木 愛佳
椎名 咲
椎名 咲
椎名 咲
桜木 愛佳
椎名 咲
椎名 咲
椎名 咲
桜木 愛佳
桜木 愛佳
桜木 愛佳
バシッ
椎名 咲
桜木 愛佳
桜木 愛佳
椎名 咲
椎名 咲
いつも突っ走ってきた私に着いてきた人なんていなかった
でも、ただ1人
1人だけが私のそばに居た
桜木 愛佳
椎名 咲
椎名 咲
桜木 愛佳
桜木 愛佳
桜木 愛佳
椎名 咲
今も、これからも、私のライバルは、この子だけ