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この恋にさよならを ~新ver.~
♯1 もう終わりにしよう
⚠️ 🍓👑 🩷&🩵 (🩷&❤️) 🩷 🩵 ❤️ 💛 🧡 💜 地雷さん&同担拒否さん↪️
〜旧ver.と新ver.の違い〜 登場人物・話の内容 :増: 分かりやすさ :上:
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昨日と同じ太陽。
昨日と同じ気持ち。
昨日と同じ朝。
僕はこの朝を、何回続ければ良いのだろうか。
答えは簡単。
さとみくんに、別れを告げられるまで＿。
cl＿.🩵
それまで、僕はこの檻から抜け出せない。
自分で選んだ、最高だったはずの、最悪な道。
その先には、ちっぽけな檻と、変わらない毎日しか待っていなかった。
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いつの間にか、名前も呼んでくれない。
必要最低限の会話、だね。
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こんな生活は嫌。
でも、さとみくんに会えるだけで僕は幸せらしい。
僕にまた興味を持ってくれる日を、どこか待ち望んでいるから。
話すだけで、少し、期待してしまうから。
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でも僕はばかみたい。
いつも傷ついているというのに、何も学習せずすぐ期待しちゃうから。
そう、いつも。
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鏡の前、1人、身だしなみを整えている。
僕とデートするときは、 「いつでも俺は完璧だから」 って言って鏡を見もしなかったよね。
ふと視線がいった先には、
さとみくんとある人とのツーショット写真が飾られていた。
前までは、そこには僕がいたのにね。
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少し気を抜いたら、涙が溢れてくる。
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まぁ、さとみくんは気が付かないんだけどね。
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今では、この涙を拭ってくれる人なんていない。
あの、温かい手はどこに消えたのだろう。
答えは知っている疑問が、次々と浮かんでくる。
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ri＿.❤️
ri＿.❤️
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＜もしも〜し！さとちゃん、いつ出る？
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表情も、声も、一気に柔らかくなって、前のさとみくんにもどった。
僕以外の人の前では、こんな感じなのかな。
＜え！はやーい！俺まだ着替えてないよ〜(汗)
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＜ありがと〜！さとちゃん大好き！じゃーね！
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今日も莉犬くん。
きっと、明日も、明後日も。
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いつからそんな感じになったっけ、？
そんなことを聞いても、誰も答えてくれない。
st＿.🩷
さっきまでさとみくんがいて、生温かかったリビングも、
一気に冷めて、寒くなった。
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いつもいつも、考えるのはさとみくんばかり。
さとみくんが考えているのは、莉犬くんだと思うけど。
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cl＿.🩵
cl＿.🩵
終わりにしよう、全部。
♯1 もう終わりにしよう＿完
次回＿♡50
主
主
主
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