私は人の目が見れない
人の目を見るのが怖い
だって...
生まれつき 「目を見た人の心が読める」 力を持っているから
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
今日も俯いて本を読む
私の前髪は鼻まである
本当は前髪はすごく邪魔だけど 相手の目を見なくて済むから楽だ
生徒
生徒
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
私には友達と呼べる人なんていない
家族からも不気味がられて 嫌われている
私の居場所は 家にも学校にもないのだ
先生
先生の声で教室が一気に静まり返る
先生
再び教室がざわめきだす
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
先生
ガラッと教室のドアが開く
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
転校生と目が合わないように 少しだけ見る
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
一目見ただけですごく顔立ちが 綺麗な男の子だとわかった
桃瀬 璃空(モモセ リク)
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
転校生が言い終わると 教室中から拍手が巻き起こった
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
でも私の意思は一瞬で打ち砕かれた
先生
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
転校生の足音が近づいてくる
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
転校生が隣の席に座る
桃瀬 璃空(モモセ リク)
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
桃瀬 璃空(モモセ リク)
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
だって目を見たら... 心の声が聞こえてしまう
星宮 ゆい(ホシミヤ ユイ)
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!