翌日__水曜日 昨日の内に変声機は返され、今日も今日とていつものようにしている輝夜
麗日お茶子
命無輝夜
麗日お茶子
断ることも出来ず、言い逃げされたことに輝夜はピキリときながらも、教室の中を見渡す。居るとしても人は疎らで、大体が食堂へ行こうと話していた。ただ一人を除いて。輝夜はその人物をジッと見つめる。思えば入学初期からその人物には目を向けていた。だからこそ、今話しかけようと輝夜は席を立ったと言える
命無輝夜
その人物は1-A 出席番号1 青山優雅。 青山は一瞬驚いた様に肩を震わせたが、すぐにいつもの対応を見せてくる。
青山優雅
命無輝夜
青山優雅
命無輝夜
そう言いながら、輝夜は青山の隣の席へと腰掛ける。あ、長居するつもりなのかと思いながらも、彼女が指で示した先には......ポン・レヴィックチーズ。 青山は軽く頷いた。
青山優雅
命無輝夜
一つ手渡しで貰った輝夜は、チーズをチラリと見た後、またもや青山に目を向けた。青山としては、まさか話しかけて来るとは思わなかったし、言えば朗らかな雰囲気を醸し出す彼女に首を傾げるしか無かった。何を思っているのか、何一つ分からない
命無輝夜
青山優雅
汗を流しながら輝夜に目を向けても、表情はピクリとも動いていない。表情筋どうなってんだと突っ込みたくなるが、それよりも青山の気に障る言葉。
青山優雅
命無輝夜
青山優雅
青山はピクピクと眉を動かしながらも、強気には出なかった
青山優雅
命無輝夜
青山優雅
そう、輝夜は飼い犬がいた。実家の広島にて 幼子の時から一緒に居た輝夜にとってその存在というものは大きい
命無輝夜
青山優雅
席を立つ彼女に青山は本当に何だと、慌てながらに返事をする。彼女が喋ったのチーズと自分が飼い犬に似てるって話だけだった
主
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主
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