ある日突然
この世は所詮、上っ面ばかりだ
あ〜、さっさと終われ
pr
ある人だけの心が読めるようになった
彼も俺と同じく心が読めるらしい
人の思考と言動の矛盾に苛苛しているようだ
mz
pr
mz
mz
彼は俺の心だけが読めないらしい
昼休み
mz
彼は俺を試そうとしてきた
pr
mz
pr
pr
mz
pr
pr
瞬間、彼の表情が変わった
mz
mz
pr
pr
pr
mz
pr
pr
彼に興味を惹かれたのは 同じ能力を持っていたからだろうか
それとも_
その素直さに惹かれたのだろうか
mzは結構面白い奴だった
奇想天外で、素直で、優しくて
pr
ピロンッ
pr
mzに遊びに誘われた
pr
合流
pr
mz
pr
pr
天然人たらしめ
mz
pr
mz
pr
心当たりは一つだけ
pr
mz
mz
pr
mz
pr
pr
mz
mz
pr
mz
pr
その後、他愛もない会話をしながら 一緒に買い物をして回った
日に日に、少しずつ彼に溺れていく感覚だった
pr
俺の靴箱に入っていた手紙を見たmzの 気持ちを知っている俺は
pr
“友達”の関係を崩さないよう 彼の思いに気付かないフリをした
数週間後、彼は何か思い悩んでいるようだ
pr
俺が心を読めるんじゃないか、という疑惑
pr
pr
聞かれた時には必ず答える、という俺自身の 覚悟でもあった
俺は全て打ち明けた
pr
mz
pr
pr
不安だったことも
mz
mz
受け止めてくれたことに安堵した
pr
pr
mz
mz
でも、気付かないフリをし過ぎたようだった
mz
pr
mz
prちゃん、俺 お前のこと_好きだ
打ち明けられると思っていなかった mz自身、気持ちに蓋をし続けると思っていた
pr
彼は伝えてくれたのに 俺はそれを知っていたのに
pr
このままじゃダメだ
mzを呼び出した俺は
pr
mz
mz
気付かないフリをし続けた自分に腹が立った
pr
mzの手を握り、歩き出す
mz
勘違いじゃないと伝える為に
目的の場所についた
ようやく伝えられる
pr
mz
pr
mz
pr
mz
困惑させてごめん
mz
ちゃんとけじめつけるから
pr
mz
手を握りそう言ったmzは泣いていた
pr
mz
もう気付かないフリをしない
…もうしなくていい
pr
pr
pr
mz
言葉にできて良かった
pr
mz
これから“も”よろしくね
pr
追記 付き合い始めてからmzは 自分の心を読まれているのが恥ずかしいのか 前みたいな素直さが少なくなり ツンデレになりました とても可愛いです
prmz 『超能力』
ここまで見て下さりありがとうございました
おまけでR-18書くか迷ってるので コメント欲しいです
コメント
2件
書いて欲しいです!!!! ほんとにこの小説大好きです!!