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ー医務室ー
おはよう....と、言うべきなのだろうか..
まぁ....朝だからおはようと言っておこう
俺はまぁ分かっての通りリアムだ
1週間前....だったか、?まぁトラブル....?があって少し負傷してたんだが
けっこう深くてな、重症だったらしい
で、俺はさっき目を覚ましたんだが...
ぺいんと((8番
コイツ....まぁ、8番...が俺を抱きついて離れないんだが....
生憎今は力が余り無いから力でどうしようも出来ない状況だ
リアム
ぺいんと((8番
話しかけてみても返事は無い
何がしたいんだ?コイツは
かれこれ数十分経ってる気がするが.....
ぺいんと((8番
リアム
やっと反応したっぽいな
リアム
「8番」そう言おうとした時、8番が一言俺に向かって言った
ぺいんと((8番
.......
は、?
コイツ.....今、バカって.....
.....呆れて声が出ないな、やっと目覚めて8番に久々に会ったと言うのに1言目がそれだと流石に呆れる....
リアム
ぺいんと((8番
リアム
なんかどんどん抱きしめる力が強くなってるような...
リアム
ぺいんと((8番
.....バカと言われるほど俺は何かやらかしたのか?
逆に俺が何か悪い事をしたのかと考えてしまう
ぺいんと((8番
ぺいんと((8番
....泣いてる?
リアム
俺は恐る恐る声を掛けた
ぺいんと((8番
リアム
庇った....?誰を、?
生憎記憶が曖昧なものだったから8番が言った「庇った」の意味が良く分からなかった
ぺいんと((8番
ぺいんと((8番
と、震えた声で聞く......俺が誰かを庇ったのは確かだろう
だけど誰を庇ったのか記憶が無い
俺は数分、泣く8番を見ながら思考を巡らせた
....何分経っただろうか....8番は泣いてばっかだし俺は分からないままだ
リアム
どうしたものか、と悩んでいる時 ずっと泣きっぱなしだった8番がまた口を開けた
ぺいんと((8番
8番は俺を見つめながら言った
リアム
ぺいんと((8番
ぺいんと((8番
俺は誰を庇ったのか聞いて見る事にした
リアム
ぺいんと((8番
震えた声で返事をしてくれた
リアム
俺の中では部下を庇ったのだろうと思っていたのだが
ぺいんと((8番
リアム
ぺいんと((8番
リアム
一瞬思考が止まった
それもそうか、死刑囚であるお前を俺は庇ったのだから
自分が行動した筈なのに今になると意味が分からなかった
アイツは死刑囚で俺は看守だぞ?! 何でアイツを庇って....
ぺいんと((8番
.......そんな事俺に聞くな、過去の俺に聞け
リアム
ホントに考えれば考えるほど意味不明だ、意味が分からない
でも何となく思考より体が先に動いたのだろうと思った
それほどコイツが大事か??と思うが俺に聞くな、俺にも分からない
リアム
ぺいんと((8番
リアム
まぁ、色々8番に言う事があるが、1つ言える事は...
リアム
ぺいんと((8番
“お前が無事で良かった”、その一言だけだ