今日は満月だ でもやけに寒い 季節の変り目というのだろうか そのため手先は冷たく食べるものも ないため僕の体は限界を迎える と思ったそのとき
ころん
るぅと
心配そうに声をかける見知らぬ君 手に持っていた温かい肉まんを 僕に差し出す
そして月の光に浴びた見知らぬ君は とても美しかった
彼の名前はころんという どうやら仕事帰りにいつもと違う道を 歩いていたら僕がいたらしい あまりにもやせ細っており 相当心配したのだろう 僕が18歳になるまで この家においてやると言われた
るぅと
ころん
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
ころん
るぅと
ころん
るぅと
ころん
るぅと
るぅと
ころん
ころん
そいうと君は、てへっといい 目を細めて笑った その可愛らしさがあまりにも簡単に 壊れてしまいそうな笑顔だと思った
ころん
るぅと
僕があの夜君と出会わなかったらこう はならなかっただろう それでも今こうして心臓は動いている これも全部彼のおかげだ この先が不安でしかない でも君とならいやころんくんとなら 行ける気がする 僕が君の家を出るまであと2年 それまでよろしくね こうして僕の殺し屋デビューが 幕を開けた
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