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ある日、家に来た客にそう聞いた
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その叔父はしばらくの間家に居候するようだった
そんなある日のことだった
ur
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大丈夫…だよね?
ur
叔父さんの待つ部屋に行くと 叔父さんは俺を見て醜い顔を歪めて笑った
ur
ur
ドサッ
ur
叔父さんは両腕を掴んで おれを押し倒した
ur
ur
そこからの地獄は 今までのどんな暴力よりも 痛くて、気持ち悪くて、苦しかった
ur
ur
ur
それから、家出するまでの俺の人生は 暴力と暴言で埋められてった
ur
高校生になる頃には もう俺は何も感じなくなっていた
ur
ただ正座をして黙り込む俺の前に 叔父さんは薬をふたつ置いた そして言う
ur
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俺は目の前の薬を見て…特に迷うことなくそれを取って口に含んだ
親を殺したいというよりは 早く楽になりたかった
ur
ur
ur
余りの苦しさに俺は汚い床に倒れ込んだ そして喉を抑える
ur
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叔父さんはそう言って よたよたと俺の前から消えた
正直もうどうでもよかった
親が死のうと生きようと どっちでだって良かった
親が生きてたら苦しいし 死んでも罪が償われるわけじゃない
本当にどうでもいい
こんな俺を消してくれ
それから何日かして 親の死が発覚した なぜか心中だと報道されていた
俺は親切な他人に保護され 警察には質問を受けた
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警官は素直にその言葉を信じた
叱るのかと思ったが 警官は俺に「 ごめんな 」と言った
「 もっと早く気づけなくてごめんな 」 と言っていた
世間の評価も想像とは真逆だった
親殺しの俺は多くの人に同情された
……気持ち悪かった
今も過去も、もう疲れた……
ur
嫌われ者の生活は
もう嫌だッ…
jp
汚い廃屋に彼はいなかった
jp
jp
もう……終わりだよッ…
今回の内容分かりにくかったと思うので 少し簡単に説明です!
両親…それに叔父にまで虐待されていたうりはある日感情なくなります
反応を楽しむためにいたぶっていた叔父は新たなる刺激を求め うりに毒を飲んだら親を殺してやる、 というようなことを言います
その提案にうりは親を殺すためではなく 自分を殺すために毒を飲みます
そして叔父は親に毒を飲ませ、両親を殺しました
しかし現場の状況から世間では両親の心中だと言うことになります それに虐待を受けていたうりは 世間からは同情の対象として扱われます
と、ざっとこんな感じです!
次回 ♡1500
コメント
13件
誰かとつきあったりするんですかね!付き合ってほしいー!!ヒロくん、、
やっぱ今回も神作でした!!続き楽しみにしています!頑張ってくださいᕷ⋆͛*