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■中3恋愛中さん■ エル(中3)✕うさぎ(中3)
〈後編:うーくん占い〉
Side:エル
たいくつな授業も終わってHRも適当に済んで、ようやく学校から解放される時間。
学級委員な俺がそないなこと言うたらあかんのかもしれんけど、胸の内に思うのは自由やで?
だって一番待ち遠しかったのは帰り道の30分。 今日もこれから可愛えうーくんと一緒に帰るんです。
あ、うーくんだ。
兎「エルくんー!」
同じ教室におるんやから、そないにおっきい声で呼ばんでもええのに··· ああ〜可愛えなぁ。
L「うーくん帰ろか!」 兎「帰ろう帰ろう、今日の体育マラソンだったから早く帰ってぐーたらしたいよ〜」
···マラソンのあと倒れ込んではぁはぁしとったうーくんにかなりキた。と、心の日記には記載済みや。
兎「ねぇねぇ帰り道おんぶしてよ~なんつって!」 L「更にクるんやけど///」 兎「んぇ??」
校門を出て信号を渡り、いつもの道を二人でつらつら歩くこの時間が一日で一番好きなわけで。
兎「掃除の時間にさぁ、女子が星座占いの話をしてたんだよ」 L「ふーん。女子ってそういうの好きやなぁ」
兎「で、俺と相性いい星座を聞いたらさ···」 L「何座なん?」 兎「···おとめ座」 L「あぁそう」
兎「しし座とは相性良くないんだって」 L「へぇ~そうなんや」 そういうの、本によっても違うよね。
兎「そんなん絶対ウソだよなー!俺ら、かに座としし座でこんなに仲イイもんな!」 L「おん」
兎「そんなので左右されたくないし」 L「おん」 兎「ばっかみたい」 L「······」
···あのさ、うーくん。
L「占い、気になっちゃっとんの?」 兎「え」
あ、表情がちょっと変わったね。
兎「べ、別に、そんなん気にするなんてばかみたいだって言ってんの」 L「うーくんはどうなの?」 兎「ぅ···、」
だからおれは別に〜···って小さくつぶやきながら小石を蹴飛ばすうーくん、可愛えな。
L「まあ、当たるも八卦当たらぬも八卦って言うから」 兎「······当たるのもアリ?」
うーくんてば。
そんな、気弱に眉を下げてちょっとだけそっぽ向いて。 可愛えけどね。
可愛えけど、そないな不安な顔はさせたないので、 せやなぁ〜それじゃあ···
L「一番当たる占い、してみよか」 兎「一番当たる?」
L「キス占い」 兎「···へ?///」
うーくんがワケがわからないでいるウチに、その柔らかなほっぺたを両手で挟んで唇を重ねちゃう。
兎「······ば、ばか、こここんな道端でっっ!///」 L「おん」
兎「だれか見てるかもしんないのにっ///」 L「別に俺は平気。もう一回しようか」 兎「しないよ!///」 このあたりは工場と資材置き場しかあらへんけどね。
L「キス占いによると相性は最高」 兎「なにそれどぉいう、」
L「俺が平気でうーくんがドキドキしたから」 兎「······///」
ねえ、ちょっとは安心できた?
兎「はぁ··· あーあ、俺ももう15なんだから占いだの気にしてるよなガキじゃないっての!」
L「急に立ち直ったね」 兎「別に、···別に落ち込んで、なかったし···」
どうだかなぁ。
L「うーくんが安心できるなら、もっといろんな占いしたげるけど」 兎「だ、だから不安とかないってのに、」 L「そう?実はキス占いより的確に当たる占いもあるんよね」
兎「···なに占い?」 L「ゑッチ占い」
あ、真っ赤になった。
兎「ば、ば、ばか、」 真っ赤になってわたわたしちゃううーくん、可愛え。
L「明日は土曜で休みやし、占ってあげちゃおうか」 兎「はぁ?なんでそうなる、///」
可愛えうーくんと過ごす休みの日は創立記念日よりも大事な日やで。
兎「···別に不安はないけど、」 L「そう?」 兎「高校···、一緒ンとこ行こ···」 L「もちろん」
受験とか相性とか、未知数な先のこととか。 そんな不安は俺が全部ふっとばしたげる。
せやからさ、
L「うーくん明日は俺んちおいでよ」 兎「······へ、へんなこと、しないでよ?///」 L「せえへんせえへんw」
せえへんせえへん、占いだけ! END
コメント
15件
占い、した方がいい!休みだし、たくさんしとこ!
私獅子座だ、、兎くんと相性悪いのか、、 確かめるために兎くんとキス占いしましょうか((
あ〜…僕牡羊座だからなぁ(´;ω;`) キス占い…( ◜௰◝ ) 占いは何回しても飽きないし、楽しいよね〜 エルくん、飽きるまでヤっちゃいな☆飽きないか、エルくんだもんね(( ちな、僕資材置き場だから☆(怖い)