烏の鳴き声が五月蝿いくらいに聞こえてくる。
時計の針はもう5時を 指していた。
茉白 弦
かれこれ30分以上待っている。
茉白 弦
茉白 弦
茉白 弦
そう小声で呟いていると 勢いよくカラッとドアが開いた。
茉白 弦
茉白 弦
白布 賢二郎
白布 賢二郎
茉白 弦
茉白 弦
あっぶな、
なんで口からこんな きんもい言葉が出てくんの。
むりむりむりむり自分むりっ!
白布と早く会いたいとか、 絶対思わないから...
白布 賢二郎
白布 賢二郎
茉白 弦
薄ピンクになっている頬を 髪で隠し誤魔化した。
白布といると ほんとに気が狂う。
沈黙が続く
なんか気まずい
何喋ればいいのよこういう時。
茉白 弦
茉白 弦
白布 賢二郎
茉白 弦
だめ、こういう定型文は もっと気まずくなるよね
予想を遥かに上回る質問...
茉白 弦
茉白 弦
白布 賢二郎
白布 賢二郎
まあ流石に怒るか...
あ、好きな人の話でいっか
柊に教えられるし?
いちおー聞いてあげるだけ。
一石二鳥じゃん
茉白 弦
白布 賢二郎
茉白 弦
茉白 弦
白布 賢二郎
白布 賢二郎
茉白 弦
一瞬にして顔が 真っ赤になっていた。
白布 賢二郎
この反応...
明らかにいる。
だれだろ、
茉白 弦
茉白 弦
詳しく聞いておかないとね柊の為に!!
白布 賢二郎
白布 賢二郎
茉白 弦
白布 賢二郎
茉白 弦
白布 賢二郎
茉白 弦
茉白 弦
白布 賢二郎
くそ、ビクともしない。
何を言ってもダメだ
茉白 弦
茉白 弦
茉白 弦
茉白 弦
茉白 弦
茉白 弦
白布 賢二郎
言う気になったのか私の目を 見てハッキリとこう言った。
白布 賢二郎
茉白 弦
茉白 弦
白布 賢二郎
白布 賢二郎
茉白 弦
”同中”って言っても私と柊しかいないのに。
私に教えてるもんだよ白布。
もう
柊で確定じゃん
馬鹿みたい
自分から聞き出したくせに
白布に腹立ってる
なにこれ、
ほんっと自分きも。
白布に目をやると、
耳を真っ赤にしながら資料を纏めてた。
茉白 弦
茉白 弦
カフェのバイトの時間がやってきた。
カフェのバイトは掛け持ちしてる どのバイトよりも大好きだ。
なんというか、雰囲気が大好き。
お客さんが喋る姿を見るのも 幸せだと感じる瞬間でもある。
可愛らしい女子高生が 彼氏と恋人繋ぎでお店に来ていた。
茉白 弦
少し見とれていると、
聞くはずもない言葉が 無意識に出てしまった。
茉白 弦
そう私が問いかけていた
やば、失礼だったかも。
そう焦っていると
彼女さんは即答にこう言った。
好き同士が付き合うって こういう事なんだなと親身に感じた。
茉白 弦
茉白 弦
ほんとに、羨ましい過ぎるよ。
彼氏とデートとか、
その時白布の顔が頭に浮かんできた。
茉白 弦
ななっな、ない
だめほんとにだめ、
好きになるなんておかしい。
”消さないと、”
その時カフェのドアが開いた。
美しい鈴の音と一緒に入ってきたのは
柊と白布だった。
消さなければならない感情を
どうしても抑えきれることが 出来なくなってしまって、
自分でも分からなくなっていた。
私はもうとっくに、
白布の事を””好き””になってたんだ。
……To be continued next_♡1000
コメント
8件
くにみん?!!!
もしかしてですけど国見くんの話とちょっと結びついてます!!!??? 塩な男のおとしかたって言うやつです!!
え、てかさみんな思ってると思いますけど、タイトル英語なのかっこよくね?読めんけど。 国見って言ってたししらぶいるし