お待たせしました!! 第9話 「友人」 スタートです!
其処からしばらく長ーい話をした。
天人五衰壊滅の計画 ポートマフィアの機密情報 探偵社の動き その他諸々、全て天人五衰が歓喜する情報ばかりであった。
嗚呼、これで天人五衰が壊滅することは今は到底難しいだろう。
森
福沢
太宰
リシア
私は笑顔で彼等を見送った。
フョードル
リシア
其処から数日、会議が開かれては私はその情報をフョードルに伝えての繰り返しを送っていた。
お陰で、ポートマフィアと武装探偵社は混乱、何もかもの計画が先に読まれ、失敗に終わる。
嗚呼、私がスパイだとは誰も思わないだろうな。 可哀想に
...本当に、可哀想
ある日、私はポートマフィアの任務をやり遂げ、ルパンという洒落た(しゃれた)店でバーで休息をとっていた。
やはり、人を大勢殺すというものは疲れるものだな。
私は中也さんの部下から上へ成り上がっていき、幹部候補の道までたどり着くことが出来た。
これは全て私の実力ではなく異能のお陰だ。 私は何もしていない。
皆が欲しているのは私自身では無く、私の異能だ。
そんなに注目を浴びている私の異能がとても羨ましい。
そんなことを思っていると
?
最近聞き慣れた声が後ろから聞こえた。
リシア
太宰
太宰
リシア
リシア
太宰
リシア
太宰
リシア
太宰
少し気まずくなってしまった。
太宰
リシア
太宰
太宰さんは優しく微笑みバーテンダーにドリンクを注文する。
太宰
リシア
太宰
太宰
リシア
リシア
太宰
リシア
太宰
リシア
彼も辛い経験をしてきたのだろうか
太宰
リシア
リシア
彼に全てを話した。 孤児院で生まれて、凶暴的な異能作成の為に作れた被検体ということも、全て。
こんなに自分の過去を沢山打ち明けたのは太宰さんだけだ。
話していると、何故かもっと話したくなる。
私のことを理解してくれている
出会った時から思っていた、彼とは何かが合う気がする。
太宰
リシア
リシア
リシア
リシア
リシア
太宰
太宰は続けてこう云った
太宰
リシア
私は太宰さんが云った言葉を復唱する
太宰
太宰
リシア
太宰
太宰さんは優しく微笑み、そして何処か切なそうにそう云った。
太宰
太宰
リシア
太宰
リシア
太宰
友人 その言葉は私がまだ得られなかったもの 嬉しかった
リシア
太宰
太宰さんは少し笑いながらグラスを私に向ける。 __そして私も
太宰
___乾杯
あの時呑んだワインはとても濃厚に感じられ、そして忘れられない味だった。
第9話 「友人」 終了です!!
果たしてリシアの今後の行方は.... 卵の殻さん、美都さん、珈琲さんいいねありがとうございました!!前回のいいね数1000超えてて驚きです...私色んな人に支えられてますね。 皆様には感謝しか無いです....
それでは次のお話でお会いしましょう!!
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