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一気読みしましたけど凄いです…。 何て言うんやろ… その…なんかガッと書いてビシッって書いた?的な感じで凄いです! 憧れますっ!! 伝わらなかったらごめんなさい。
すいませんッ!🙇見ると遅れましたっ!クッ○| ̄|_私としたことが、この素晴しい作品を見るのを遅れるなんてッ、一緒の不覚ダゼッ…申し訳ねぇ… あと全然投稿頻度遅れても大丈夫ですよっ!私も普通に見るの遅くなるかもしれないので自分のペースで投稿してくださいっ!( 切り替え早っ!( ゚д゚) )
待って!!ゑ!?!?凄すぎるんだけどッ.、久しぶりにめっちゃテンション高ぶった..ッッッ.、神すぎるってぇ!!!主さんテストとか頑張ってくださいね!!!
……て、さ………
…さい、ってさ…
『日帝さん、 起きて ください!!』
日帝
唐突に目が覚めた。
布団の感触、木の匂い。
ここは、現実だ。
日本
日帝
横を見れば、日本が居た。
日本の目尻が ほんの少しだけ赤く なっていた。
日帝
今にもうずくまって 泣き出しそうな顔を した日本の肩に手を置いて なだめる様に言った。
日本
俯いたまま、 日本は呟いた。
俺は、何も言えなかった。
日帝
1,2分。
日本は俯いて、 押し黙っていた。
でもすぐにパッと 顔を上げた。
日本
日帝
日本
日帝
日本
日帝
日本
日本の有無を言わさぬ 物言いに俺は思わず 気おされてしまった。
…なんだか、祖国様と 似てるな。
やはり祖国様から 生まれた国は祖国様に 似るのだろうか…?
居間へと向かうと、 もう既にそこには にゃぽんが座っていた。
にゃぽん
どことなくぎこちない 所作でにゃぽんが 首を傾げた。
日帝
にゃぽん
日帝
いつになく焦るような 動きのにゃぽんに ちょっとした疑問を 持ちつつ、俺は食卓に ついた。
いただきます、と 言ってから箸で鯖を 取り口に運ぶ。
最近は特段、食事の 内容に関してきちんと 見ることが無くなった。
日帝
食事がただ栄養を 取り込むだけの“作業”と なっている事は 重々理解している。
でも、ただ砂を 噛むような時間が 楽しいとは今は到底 思えなかった。
日帝
いつの間にか食事を 終え、俺は食器を 重ねて立ち上がった。
日本
日帝
カタ、と音が鳴る 襖を開けて廊下へ 出ようとしたとき。
にゃぽん
どこか必死そうな 声で呼ばれた。
日帝
にゃぽん
数秒彼女は もごもごと口を 動かしていたが、 すぐに諦めたように 笑った。
にゃぽん
日帝
にゃぽん
珍しく焦るにゃぽんの 表情がどこか憂いを 帯びていたのは、 きっと俺の気のせい だと思う。
にゃぽん
静かに去って行く 日帝さんの背を数秒 だけ目で追いかける。
にゃぽん
私は冷ややっこを 頬張り続ける お兄ちゃんに話しかけた。
日本
にゃぽん
お兄ちゃんを その名で呼んだとき、 カチャンとお箸を 落としていた。
にゃぽん
日本?
久しぶりに呼ばれる 私の名にほんの少し だけ違和感を覚える。
やはり、『にゃぽん』と 呼ばれ慣れてしまった からなのかな。
箸を拾い、薄笑みを 浮かべている 『 』の姿は 毎朝見る日本の 表情ではなかった。
私は、少しの 畏怖を感じつつ 慎重に言葉を 選んで声を出した。
にゃぽん
にゃぽん
目の前に美しい 正座をして座って いた『 』は、 目を見開いた。
食事も終わり、俺が 新聞を読んでいる時 突然インターホンが 鳴った。
にゃぽん
日帝
洗濯物を干している にゃぽんを横目に俺は まずインターホンの 受話器を取った。
日帝
???
『なんね』、という 特徴的な語尾と 話し方と声。
日帝
俺は着流しなのも 忘れて慌てて 玄関へと走った。
慌てて外に出ると、 そこに居たのは。
日帝
日帝
枢軸の二人だった。
いつもは軍服の二人も 流石に今日はオフの日 なのか、ラフな格好を していた。
先輩は白いワイシャツに 黒いスラックスを合わせて いた。
第一ボタンは開けて 風が通りやすいように しつつ、最低限の 威厳は損なわぬような 服装だった。
対するイタ王は、 黒いシャツに アイボリー色、と いうらしい色の スラックス。
軍服をそのまま 着崩したような 恰好だったが、 様になっているのが どこか腹立だしい。
俺のポカンとした 様な表情を見て イタ王が笑った。
イタリア王国
ナチス・ドイツ
日帝
イタリア王国
そりゃ前進一速 後進六速のイタ王って 言われてるくらいだし… と先輩が突っ込んだ。
イタリア王国
日帝
イタリア王国
イタ王の高身長が、 俺にずずいと圧を かける。
多分本人は全く意図して いないのだろうが、 いかんせん身長が デカいのだ。
日帝
イタリア王国
イタリア王国
日帝
俺は思わず ぱちぱちと 二、三度瞬きを 繰り返した。
ナチス・ドイツ
荷物をイタ王に 奪い取られ、俺は 先輩の車の 後部座席に乗る。
ちなみにイタ王は 助手席だった。
日帝
イタリア王国
日帝
ナチス・ドイツ
日帝
聞き慣れない単語に 困惑する俺を他所に、 先輩は車のエンジンを かけた。
ナチス・ドイツ
日帝
そこで俺は、ぐっと 先輩に言い返したく なる衝動を抑えた。
日帝
日帝
俺は苦笑いを 浮かべた。
ついたのは、宣言通り しょっぴんぐもーる。
色とりどりの店が並び、 俺は呆気にとられた。
イタリア王国
日帝
大きな電子音に すごくびっくりも するし、何より人が 多い。多すぎる。
日帝
ナチス・ドイツ
日帝
見渡す限りの 人、人、人。
これで少ないと いうのは流石に 無理があるだろう……
そっと息を吐いた とき、イタ王に手を 掴まれた。
日帝
そして、俺はイタ王の 表情を見た。
イタリア王国
いつもより低い声で 名を呼ばれた。
イタリア王国
イタ王の黒い笑みが、 俺の目の前にあった。
日帝
ファシズム時代の イタ王を見た様で 流石に背筋が逆立った。
イタリア王国
日帝
イタリア王国
日帝
イタ王の着せ替え人形に されてから早3軒目の 服屋。
体力に自信のある俺も 流石に疲れてきた。
イタリア王国
日帝
イタ王に勧められて 無理矢理着させられた 女ものの服よりかは… まだ…良い…
長時間の着せ替え人形で 疲れ果てた俺は一足先に 店を出て、手すりに もたれていた先輩の 隣に立った。
ナチス・ドイツ
日帝
溜息を吐くと、先輩は くすくすと笑った。
ナチス・ドイツ
日帝
ふと視線を店の方に 向けると、笑顔で会計を 済ませているイタ王の 横顔が目に入る。
日帝
思考がそんな方向に 広がる。
俺が原因で、イタ王の あの嬉しそうな笑顔を 失わせるのは何となく 嫌だった。
先輩は、俺と同じ様に イタ王を見ていた。
ナチス・ドイツ
唐突に名を呼ばれた。
日帝
ナチス・ドイツ
目を見開いた。
でも、すぐに 笑顔を繕った。
日帝
…一人じゃない、か。
先輩もイタ王も、 大切な人を失った 経験は無い癖に…
投稿遅れて
すみません でしたぁぁぁぁ!!
テストが重なり 色々と用事も重なって 中々まとめて書く 時間が取れない上に…
話の展開が…上手く 繋がらずで…
気が付いたらめちゃ 時間経ってました…
またテスト続きになるため 投稿頻度はかなり遅くなる と思いますが、気長に 待っていただけると 幸いです。
ではまた。
イタリア王国