麗奈
いい素材がなかった。ごめんなちゃい
気を取り直して
涼
ボスキ!大丈夫か!
ボスキ
うぅ…天使の野郎魔道具無しだったらあんなに手こずるのかよ。
涼
うわー大丈夫やなさそうやな…治癒魔法得意分野やないけど…
涼
『ヒルス』
唱えた瞬間ボスキの体から傷が無くなる
ボスキ
!?傷跡が一つもない…?
涼
ごめん治癒魔法得意やないから…どこも痛くない?
ボスキ
あ、あぁ…
涼
あ、挨拶がまだやったね。
初めまして。霊月涼って言います。
初めまして。霊月涼って言います。
涼
ここの屋敷の主人やってます。宜しく。
ボスキ
あ、主様だったのか!?
涼
そんな堅苦しくなくて大丈夫。
ルカス
それより…どうやって傷を…
涼
私はちょっと長く生きたから魔術と妖術を習得してね。それでちょっと
ロノ
凄いです!主様!でも…長く生きたって…?
涼
そのまんまの意味。ちなみに君より年上やよ。
ロノ
エェェェェェェェ!
涼
見た目に騙されたらあかんよ?
ハウレス
身をもって体験しました…
涼
ふふ。
空間の狭間が開く
紅華
涼様。
涼
あ、紅華。どないした?
紅華
仕事終わりました?
涼
終わったよ。桃華は?
紅華
桃華は鬼神界の仕事に戻りましたよ。
涼
そう。仕事は私の部屋に全部あるから取ってって。
紅華
わかりました。それでは。
涼
いやいや!ちょっと待って!
紅華
はい?
涼
流石に挨拶せずに帰るのは失礼に当たるやろ!
紅華
確かにそうですね。それでは自己紹介くらいはしましょう。
涼
うんうん!
紅華
初めまして。霊月紅華と言います。涼様の従者兼右腕です。最低限のことはできます。
紅華
戦闘もできるので手が足りないなら呼んでください。桃華というのは鬼神界の統治者で私の双子の妹です。
ベリアン
宜しくお願いします。
紅華
(ベリアンさん…大きくなって…)
涼
(親かお前は…)
↑脳内会話してます
紅華
ま、てな感じです。なんかあったら呼んでください。それでは
空間が途切れる
涼
あ、行っちゃった。
涼
まぁ、あんな感じのやつだけど…仲良くしてやってね。
ベリアン
はい。主様。
ロノ
???
涼
あ、ロノがキャパオーバーを起こしてる…
ハウレス
何かの超能力として受け取っておきましょう…
涼
すまんね…私の祖国なんでもありやから…
ルカス
はぁ…
フルーレ
主様の祖国が気になってきました…
涼
お、女の子に見えるけど君は男の子だな
フルーレ
女の子に見えるって…これでも毎日鍛えてるんですよ!
涼
努力してるなら大丈夫。報われる。
涼
あ、そうだ、名前は?
フルーレ
フルーレと申します。衣装担当なので主様も着たいお洋服があれば行って下さいね。
ベリアン
フルーレくんの作る洋服はどれも一級品です。お召し物の要件はフルーレくんに行って下さい。
フルーレ
何なりと。主様。
涼
宜しくね。フルーレ。
フルーレ
それにしても…天使の奴ら最近何か活発になっていませんか?
ベリアン
確かに…最近天使の討伐が増えてるような…
涼
大丈夫!私が導いてあげる!
ベリアン
!心強いです。主様。
涼
でしょ?さぁさぁこんな暗い話はやめて明るい話をしようよ!
フルーレ
そうですね。こんな暗い話は主様に失礼ですね
涼
それじゃあ私の家族の話でもする?アルバム100冊くらいあるんだけど…
ベリアン
多いですね…
涼
まぁ、親バカなんで。
ロノ
あっ!おい!この黒豚!ささみを食べるな!
涼
どうしたん?
ロノ
いやぁこの黒豚がささみを盗み食いしまして…
涼
こら!黒猫ちゃん!
ロノ
いや、こいつ黒豚でしょう!食い意地荒いし!
涼
主様命令!この子を黒猫として認めなさい!
ベリアン
しょーもないところで主様命令を使わないでください…
涼
しょーもなくない!
ムー
もぐもぐこのささみ…美味しいですね!
涼
言われてもなお食べるとは…
ルカス
そういえば猫ちゃんはどこからきたの?
ムー
えっと…空から降ってきたみたいですけど…
フルーレ
空から?まさか天使のスパイじゃないよね?
涼
いや。その可能性はないよ
フルーレ
えっ?
涼
あの知能がない天使でもわかってるはずだ。スパイとして送り込むなら記憶を失わせるわけないでしょ?
フルーレ
確かに…
涼
だからその線は薄いと思うけど…
ルカス
うーんでもどうしよう…屋敷では動物は飼えないんだよね…
涼
あら、残念。
ムー
ぼ、僕を執事として雇って下さい!
ロノ
はぁ!?
ルカス
いいんじゃないかな?私は賛成だけど…
ムー
お掃除、洗濯、料理にお裁縫まで…
ムー
やったことないですけど頑張ります!
ロノ
いや、やったことないんかい
涼
wwwwwwwwwww
ベリアン
ここは主様に決めてもらいましょう
涼
私は賛成だよ。懐いてくれた動物は初めてだからね。
ベリアン
わかりました。
ルカス
そういえば。猫ちゃん。君のお名前は?
ムー
わからないです…
ロノ
首輪になんか書いてますよ?M、U、U…ムー?
ムー
首輪に書いてるなら僕の名前はムーなんでしょうか…
フルーレ
間抜けな響きが愛らしくっていい名前だね。
涼
ブフッ
ロノ
フルーレ…お前相変わらず毒舌だな…
ルカス
君の名前はムーにしようか。
涼
賛成。
ベリアン
それではムーちゃん。これを持ってこの方はあなたの主様です。
ムー
わかりました!宜しくお願いします!主様!
涼
宜しくね。ムーちゃん。
その日の夜(ベリアンの研究部屋)
涼
こんばんは。ベリアン。
ベリアン
?!びっくりしました。主様ですか…
涼
あ、すまん。気配消してたね。
ベリアン
あ、いいえ。すみません。私も修行が足りてないですね…
涼
これに気付けたらもっと強くなれるからねぇ。頑張れ
ムー
あ、主様!どこですか!
涼
ここだよムーちゃん。
ムー
あ、いました!良かったぁ。
涼
心配性だねムーちゃんは
ムー
主様を守るのは当然です!
涼
あぁ、可愛い…
ムー
えへへ
涼
ムーちゃん。きてくれたところで申し訳ないけど…私の部屋に行ってくれる?
ムー
分かりました!
ムーが出ていく
涼
ふぅ。行ったね。敬語外していいよ。
ベリアン
いえ、やはり敬語が慣れていると言うか…
涼
ならそのままで。
涼
この世界は私に捨てられている。それまでもうあなたは把握している。
ベリアン
えぇ。勿論です。あなたが世界を去る前に教えて下さいましたから。
涼
ふふ。そうね。あなたにそれを言い渡してもう何千年も経ってる。
涼
貴方はその間にたくさんの絶望を経験してる。
ベリアン
……わかっててなぜ((ボソッ
涼
?
ベリアン
貴方なんでしょう?天使を放ったのは。
涼
まあ、私はこの世界の創造主で最高神だし…私しかこの世界の理に気づいていない。
涼
話そうとも思わないし。貴方にも話せない。だって貴方が所詮私のことを元から知って他の世界の事を知っててもどうせこの世界の人間でしかない。
涼
聡明な貴方なら気づけるはず。私が理を貴方に話したらいくら捨てられた世界だとはいえ禁忌。
涼
私は貴方に神の手によって殺されたくない。
ベリアン
ッッッ!でも!天使のせいでどれだけの人が!
涼
いい加減気づけ!
ベリアン
!
涼
あんたをそんなわからず屋にした覚えはない!
涼
天使を放ったのはそれが原因捨てられた世界だからだといつ気づく!
涼
あんた達は所詮捨てられた世界の人間。滅んで当たり前。だけどね、
ベリアン
…なんですか?
涼
あんたら悪魔執事は生き残らせる。絶対だ。
ベリアン
…分かりました…できればこの世界の人達全員救ってほしいですが。
涼
無理なお願い。
ベリアン
…
涼
最小限に抑えるけど…無理だと思う。どうしても溢れちゃう。
ベリアン
……分かりました。
涼
ありがとう。ごめんね。ベリアン。
涼
(なんかどっと疲れたな…)
ムー
主様!待ってましたよ!
涼
ムーちゃんって寝床用意されてないよね?
ムー
はい。
涼
なら私と寝よう。
ムー
主様のベットで寝れるんですね!嬉しいです!
涼
なら良かった。それじゃ寝よっか。
ムー
はい!
朝
涼
うぅ。
ムー
おはようございます!主様!
涼
おはようムーちゃん。朝食食べに行こっか。
ムー
はい!
ロノ
おはようございます!主様!
ロノ
すぐ朝食を用意するから椅子に座って待っててくれ!
ベリアン
こらこらロノくん。主様への敬意を忘れていませんか?
ロノ
あ、えっと座って待ってて下さい?やっぱ敬語って難しいな。
涼
誰でも最初はなれるものよ?私は敬語を覚えるのに50年かかったんだから。
ベリアン
それはかかりすぎでは?
ロノ
それでは主様朝食の準備ができました。
ロノ
本日の朝食は…ベイクドビーンズとハッシュドポテト、ポーチドエッグです。
ロノ
それに焼きたてのスコーンもお召し上がりください。
涼
うぉ、美味そう。
涼
いただきます。
ロノ
どーぞ!
涼
モグモグあ、うまいね。久しぶりに洋食食ったけど美味いわとっても。
ロノ
本当ですか?嬉しいです!
ロノ
その和食ってのは作ったことねえですけど…
涼
中華料理なら作ったことあるんじゃない?
ロノ
それならあります!杏仁豆腐とか水餃子とか作ったことあります!
涼
おぉ!食べてみたいな。作ってね?
ロノ
勿論です!
ベリアン
それではそろそろデザートをお出ししましょう。
ロノ
そうですね!今日のデザートは自信作なんです!
涼
そうなの?どんなやつ?
ベリアン
今日のデザートはロノくん手作りの糖蜜パイです。
涼
おぉ、モグモグ。スンゲェさっくさく。めっちゃ美味しい。
涼
(海外の朝食みたい…)
涼
そういえばこの屋敷って何人住んでんの?
ベリアン
この屋敷には13人住んでいます。
ベリアン
1階、2階、3階そして地下に分かれていてそれぞれに執事の部屋があります。
涼
ほぉほぉ。私とムーちゃん入れたら15人か。
ベリアン
そうですね。
涼
今日できる限り会ってみたいな。
ロノ
あ、そうだ主様。その時のために他の執事達の名前とかを書いておいたんすよ。良かったら使ってください
涼
お、ありがたく使わせてもらうわ。
涼
ご馳走様。おいしかったよ。
ロノ
良かったです!
涼
それじゃちょっとお庭に行ってみようかな。
ベリアン
わかりました。お気をつけて。
涼
うい
麗奈
ここで切ります。最近投稿できてなくてすみません。
麗奈
この作品は原作と関係ないのでそこらへん気をつけて。
麗奈
次回!2階執事達に出会う!?という題名でいきたいと思います。それではみなさんまた次の小説で
涼
バイバーイ!
涼
次のシーンで私の従者の詳細載るから見逃さないでね。
紅華
名前 霊月 紅華
(れいげつ くれか)
年齢 万は超えてるはず。
身長 174cm 体重 60kg
(れいげつ くれか)
年齢 万は超えてるはず。
身長 174cm 体重 60kg
紅華
詳細 なんでもできる超優秀なメイド。過去に涼に拾ってもらった過去を持つ。空間能力が得意。ロノの夢主にする予定。
桃華
名前 霊月 桃華
(れいげつ ももか)
年齢 紅華と同じ
身長 169cm 体重57kg
(れいげつ ももか)
年齢 紅華と同じ
身長 169cm 体重57kg
桃華
詳細 鬼神界の当主。正直者で明るい性格が鬼達の支持を集めている。涼の左腕。ハウレスの夢主にする予定。
麗奈
正直年齢決めるのめんどくさい…