テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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スプランキーの二次創作学園物ストーリー

第4話 - 【目立たないあの子の悪行】

2025年02月28日

#元レイ

#スプランキー

#スプランキー(擬人化)

夢彼(ゆめか)《性別？》

オレン

それにしてもさ、最近やっぱりおかしいよね。

オレン

皆、だんだんと性格ががらっと変わってきちゃってさ…

ピンキー

そうだよね…オレンの言う通り、回りの皆がだんだん変わってきてる気がする…

ウェンダ

…え？そうなの？私は全然そういう風に感じないの。

サイモン

いや、でもやっぱり変だよ！

サイモン

狂暴になってたり、助けを求めてるみたいだったりさ！

オワックス

…ウェンダ、もしかしたら君は感覚が鈍いのかもよ。

ウェンダ

…今、なんて…？

オワックス

だから、君の感覚が鈍いって言ったんだよ。

オワックス

あまりにも皆が変なのに君だけ何も感じてない。

オワックス

だから君もおかしいと思う。

ウェンダ

あんたね…！

ピンキー

ちょっと、ウェンダちゃん落ち着こ？ね？

ウェンダ

…分かったの…

タナー

(やはりブラックの仕業か…)

ジェヴィン

(早急に仕留めなければなりませんね…)

スカイ

ん？タナーさんと兄さんどうしたんだろ…？

ラディ

…よし、ちょっくら運動してくるとするか…

ダープル

僕もトランペット練習しないと…

グレー

…(あの2人、急に気分転換する為に別のこと考えてたな！？)

サイモン

っていうかさ、この組に生徒って後何人いるの？

オワックス

後4人だよ。

オワックス

滅多に話せる機会ないからね。後4人は。

サイモン

話せる機会があまりないって…

オワックス

皆自分のやりたいことに熱心になってるか、ただ単に話しかけにくいだけかの2択なんだ。

オワックス

あそこにいる茶髪の子はブラッドっていうんだ。

オワックス

常にあの顔だよ。

オワックス

単純なこともあんまり理解できない感じ。

ブラッド

こんにちは～。ブラッドだよ～。

サイモン

(か、可愛い…！？)

オレン

(ポワポワしてるのかな？)

ブラッド

ふぇ？

ピンキー

ブラッド！急だけど友達になろうよ！

ブラッド

友達…？

ピンキー

仲良くしようね！

ブラッド

う、うん…！

ブラック

(あの野郎共、また仲良い奴が増えたのかよ…)

ブラック

(…許さねぇ…絶対に許さねぇからな？)

オワックス

後、あのかっこいい子はヴィネリア。

オワックス

僕が身近で尊敬している一人だ。

ヴィネリア

皆、こんにちは！私はヴィネリア！宜しく！

グレー

(陽キャ…)

ピンキー

(ズボン女子だ！)

ピンキー

ヴィネリアちゃん！

ヴィネリア

どうしたの？

ピンキー

ズボンって動きやすくて良いよね！

ピンキー

スタイルよく見せられるし、似合ってるよ！

ヴィネリア

え、ありがとう…！

ウェンダ

ピンキー！こいつにあんまり話しかけない方がいいの！

ウェンダ

だって周りの子は全員スカートなの！

ピンキー

ウェンダはそんなこと言わなくて良いから！

ウェンダ

はぁ！？

スカイ

二人共喧嘩しないで…

ブラック

(フッ、無様だ…w)

ブラック

おーい！大丈夫？

ウェンダ

…ピンキーなんて嫌い！

ピンキー

あっ…

ピンキー

うっ…(泣)

ブラック

大丈夫だよ。俺があの子を説得してあげるからね。

ブラック

ウェンダちゃん！

ウェンダ

ヒェッ…

ブラック

ダメでしょ！あんなに酷いこと言ったら！

ブラック

ヴィネリアちゃんもね、俺達に意地悪するためにズボンを穿いてる訳じゃないんだよ。

ブラック

周りと違ってても良いから自分の思うようにしたかっただけだと思う。

ウェンダ

そっか、ごめんねヴィネリアちゃん…

ヴィネリア

大丈夫！

タナー

…

ジェヴィン

…

スカイ

いや、あのささっきから黙ってるのちょっと怖いから…何があったの…？

タナー

…スカイ、一回こっちに来て。

スカイ

う、うん…

スカイ

えっと、話ってなんのこと…？

タナー

…この際だからハッキリと伝えておく。

タナー

お前は、ブラックの行動で不自然なところがあるのを気付いているんだろう？

スカイ

…え？ブラックが…？

スカイ

あ、そういえば前に『俺のこと虐めたら酷い目に遭わせるぞって何回言ったのかな』って言ってたような気が…

ジェヴィン

やはりそうでしたか…

スカイ

兄さんも同じこと気になってるの…？

ジェヴィン

そうですね…私は平和主義ですからとても気にしています。

スカイ

…そういえば、カルト教って何の宗教だっけ…？

ジェヴィン

神を崇拝する宗教ですよ。

タナー

もうそろそろだな。

スカイ

…え？

タナー

ブラックがあまりにも怪しすぎるんだ。

タナー

だから、俺達が全員を護らなければならない。

スカイ

そ、そっか…

スカイ

戻っていいの…？

ジェヴィン

ええ、もう戻られても構いませんよ。

スカイ

失礼しました…

オレン

…ねぇ！

スカイ

…ん？

オレン

さっき呼び出されたのってなんだったの？

スカイ

なんかブラックの不自然な点についての話だったよ…

ダープル

そうだったんだ…

ブラッド

何～？

スカイ

さっき、ブラックくんの変なところについての話をするために呼び出されたんだよ。

ブラッド

ブラックって誰～？

スカイ

あっちにいる黒髪の男の子のことだよ。

ブラッド

へ～。

ウェンダ

ピンキーちゃん、ごめんね！

ピンキー

もういいよ！

ピンキー

全然気にしてないから！

ウェンダ

やったー！

ラディ

あの二人、仲直りしたみてぇだな。

グレー

よかったよ、本当に…

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ(電気)

ヴィネリア

え？なんか電気の音聴こえるんだけど…？

オワックス

皆、その原因を確認するために音が聴こえる方に行ってみよう。

オレン

うん！

クルーカー

ガーノルド、部品を持ってきて。

ガーノルド

オッケー。

クルーカー

ナイス。手が空いたら手伝ってくれる？

ガーノルド

分かった。

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ(電気)

オレン

(わぁ、凄いなぁ…！)

ガーノルド

クルーカー、一度作業を中断してくれ。

クルーカー

了解。

ガーノルド

オレンくん、どうしたんだい？

ガーノルド

それに皆も。

オワックス

電気の音がしたから音を辿ってきた結果ここに来た。

ガーノルド

そっか。

ガーノルド

ごめん、話しかけてくるのは後にしてくれないかな？

ガーノルド

僕達は今、ロボットを作ってるんだ。

ガーノルド

電気が飛び散ってくるから危ないよ。

クルーカー

そう、電気が飛び散ると雷に打たれた後みたいになるから危ないよ。まぁ、大袈裟だけどね。

クルーカー

だから、今日の作業範囲が終わってから話しかけに来て。

オワックス

分かった。皆、一旦戻ろう。

オレン

分かったよ…

ダープル

分かったよ…

サイモン

分かったよ…

グレー

分かったよ…

ラディ

分かった…

ウェンダ

分かったよ…

スカイ

分かったよ…

ピンキー

分かったよ…

ブラッド

分かったよ…

ヴィネリア

分かったよ…

ｶﾞﾗｶﾞﾗ(戸閉)

ガーノルド

よし、クルーカー。

ガーノルド

作業再開。

クルーカー

了解。

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ(電気)

クルーカー

部品持ってきて。

ガーノルド

はい。

クルーカー

ナイス。

ダープル

あの二人は一体…？

オワックス

あの二人は、クルーカーとガーノルド。

オワックス

あの二人はメカニカルエンジニアで自分達で機械を作ったり、直したりするんだ。

オワックス

その手はプロ中のプロ。

オワックス

早く作業が進んでて、非の打ち所がないんだよ。

グレー

いいな…悪いところがないって…

オワックス

でも完璧すぎても困るでしょ。

グレー

そうだけどさ…

サイモン

とにかく後から話聞いてみようよ！

ラディ

そうだな！

ブラック

(あいつらに鉄鎚を下してやろう。)

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