偽りの優等生

"優等生"

皆さん、優等生とはなんだと思いますか？

先生の話をちゃんと聞いている人？

テストの点数が良い人？

それとも…

"どちらも兼ね備えた完璧人間"

様々ですよね

皆さんは、優等生に頼りっぱなしではないですか？

この物語はある一人の少女のお話

皆さんは

"偽りの優等生"

である、少女の物語を読む覚悟は出来ましたか？

見たくないのなら、やめるのは今のうちです

では、始まります

私の名前はet

自分でいうのもあれだけど

勉強はできるし、スポーツも得意

でも、そんな自分は大嫌い

だって…

みんなは私を頼ってばっかだから

私はみんなからすれば

"都合のいい便利な道具"

だから

本当の私なんて、知らないくせに

私の気持ちなんて考えたことないくせに

みんな…みんな

私を都合よく使ってばっかりで

私は…我慢ばっかりで

『消えてしまえばいいのに。』