玄関に行くと
何故か、蜂楽がいた
蜂楽の手には包丁があって
その包丁には血が付いていた
少し視線をずらすと
黒名が倒れていた
黒名の腹からは赤黒い液体が ドロドロと流れていた
近づき息があるか確認する
黒名
良かった
微かだがまだ息がある
俺は急いで救急車を呼ぶ
その間
蜂楽はニコニコと こちらを見つめていた
ここに居たらいけない気がして
俺と蜂楽は外に出た
しばらく歩いてから
ふと足を止めた
潔
蜂楽
蜂楽
蜂楽とまともな会話を したのはいつぶりだろう
GPSとか出てくる時点で この会話もまともでは無い
潔
先程起きた事を忘れているかの様に
乾いた笑みを浮かべる
、忘れられる訳が無い
ただ
思い出したくないだけ
潔
自分の中で答えが出ている
なのにこれ以上
言葉が、出てこない
蜂楽
潔
潔
潔
聞けた、が
分かっていても蜂楽の口から 答えをきく事は怖い
時間が、凄く長く感じた
蜂楽
潔
蜂楽
蜂楽
コメント
2件
え、、?!黒名?!?!潔?!?!ヤバヤバ💦