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ブクマ失礼します
ブクマ失礼します!
ブクマしつれいします!
桃青
桃心情
青心情
はなちゃんとコラボの後編
同じタイトルであるので 前編見てみてね☺️
道案内の標識を見て バス停のある西口を探す青
標識を見終え目線を戻すと 間違いなく俺を捉えた。
青
俺が改札先から手を振ると 今にも泣きそうに見つめる彼
静かで長閑な田舎の駅
自動改札機などない為 ICカードは使えない。
急いで整理券を鞄から 取り出し向かってくる。
普段ICカードを使う青は 慣れない様に整理券を使う。
桃
俺をいつになく欲しそうに 俺の名前を呼ぶ。
人気の少ない田舎の駅
2つしかない改札を抜け 俺の方へ駆け足で寄ってくる。
俺の胸に飛び込んで来るや否や 両腕までも巻き付け 何度も俺の名前を呼ぶ彼。
桃
変わらない背丈にある 髪を左手で撫でる。
顔を埋める彼の頬を右手で 触れるとふにゃりと 口角が上がるのがわかる
桃
青
桃
青
桃
青
桃
いつもは瞑る目を閉じず 見つめ合いながら口を交わす。
人も通らず電車の騒音もない
お互い2人の声と姿だけが 青空の下でよく見える 都心では有り得ない地元特権
深くまで入った舌を絡めて 交わる体温と幸せ。
久々誰かと口を交わすので お互い息が続かず 長く繋がってはいなかった。
でも充分時間以上の深くて 忘れられない幸せを感じた。
周りを気にせず深く繋がった 口を離して手を繋ぐ。
青
( 手の甲で口拭く )
桃
青
桃
青
桃
青
青
桃
青
桃
青
青
青
桃
青
桃
桃
青
青
桃
青
桃
青
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
( 恋人繋ぎにする )
桃
桃
力いっぱい繋いだ手を握る
青
青
桃
桃
お土産屋で時間を潰し 50分後にバスに乗ると着く 2人が出会い育った街。
近所だった為元々面識はあり 高校時代に仲が良くなった
俺に青に黄に赤。 「4人いつも一緒の友達」
卒業の時期には既に 「2組の恋人」
それぞれ進路に進んでも尚 関係が変わる事は無かった。
俺と黄はここ地元で。
青と赤は東京で。
各々の夢を叶えている。
青と乗ったバス停から 俺の家はバスで40分掛かる
バスの最中も疲れていたのか 俺の肩に身を委ねて寝ていた。
青の1人住みの家から 新幹線も使いかなりの長旅
小さい身体とその重い荷物で 本当によく来てくれる。
青
桃
青
青
久しぶりに帰った地元の 花壇の花は春仕様。
自分が追いつけていないのか
自分が離れていっただけなのか
きっと今後も迷いは残る
黄
青
黄
黄
青
青
桃
黄
黄
黄
青
桃
黄
桃
桃
繋いでる手を引く
青
黄
黄
桃
青
黄
青
黄
家も人も少ない地元は どこもお隣さんの距離感。
街ゆく人ほとんどが顔見知り。
そして誰もみんな優しい。
青が戻って来た姿をみると 声を掛ける人ばかり。
どれだけ利便性が良くても 都会には創り出せない街景色
青
桃
青
青
桃
桃
青
桃
青
[ 桃家 ]
青
桃
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
桃
青
桃
元々この家も2人で住んでいた。
彼が勤めているのは日本で トップの旅行観光会社。
本社が都心にあり 彼は地元を離れ働いている。
桃
青
青
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
青
桃
青
観光会社の中でも 概ね2つの部に別れる
観光対象は2部とも日本。
観光客が日本人か外国人かで 分かれている。
日本人向け観光部は 日本人でもまだ知らない魅力を 案内する事が仕事。
外国人向け観光部は 言語も文化も違う人に対し 日本を楽しんで貰う。
彼は外国人向観光部の1員
外国人向観光部は とにかく高いレベルで有名。
どんな出身国の人が来ても 必ず居心地の良い旅を届ける。
その秘訣はこの大量のお土産
これこそが会社のレベルが高く 観光客から人気の秘訣。
社員自ら客層の多い国を周る
ネットやTV取材の録画など 国毎に様々な情報が手に入る。
ただその情報は「国」の 観点で調べた情報に過ぎない
「観光」の観点で絞り 国を調べに行けば的確な情報を 元に旅を組むことができる。
それを実現できているのは 彼の居る会社だけ。
実現には勿論高い壁がある
1つ、優秀な人材
仕事の一環として国を出る為 費用は全て会社負担。
1ヶ国ごとの費用を軽減には 1人で行く事が必要になる
行先1人で情報を調べられる グローバルな人材が大勢必要
2つ、会社の財力と知名度
利用者である人からの知名度
利用者が居なくては収入がない
収入がなければまず 人材を集めることも不可能。
1ピース欠ければ 会社が負のループに陥る。
つまり多くの条件を破り抜け 実現できた会社は現時点 彼の居る会社だけという訳。
彼は多くの国で情報を集めたり 外国人客の日本旅行に 寄り添ったりしている。
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
青
桃
青
青
桃
青
桃
桃
彼とは随分長い縁。
愛を無闇矢鱈に疑うとか 今更することでも正味ない。
信じてるし信じられてる
彼とは束縛だとか疑心暗鬼に なってやる仲じゃない
「見られたくないもの」
誰でもそれくらいある
自分に余裕がないと 彼に足枷を付けるだけになる。
彼を大事にしたいからこそ 彼を縛り付けることはしない
寂しさくらいはある。
もう3日後には 彼を見送らなくてはいけない
大前提で彼の夢の応援が1番
その奥に1番になりたがる 俺の願望もある。
桃
青
桃
青
こいつは甘いものにしか 頭がないのか
それとも馬鹿なだけなのか
仕事柄頭は良いんだろうが 知能が低い猫に似るものがある
桃
桃
青
桃
青
頬を両手で包み口角を上げる彼
桃
青
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青
桃
青
桃
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
結局荷解きは2人でやりました。
時刻は22時。
寝るには早い時間だけど 彼から長旅の疲れが染みでてる
彼は「眠くない」と声を張るが 布団にさえ入れてしまえば きっとすぐ寝てしまうだろう。
青
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
桃
遠慮なんてしなくていい
余計なことは気づかなきゃいい
真っ直ぐ前だけ見てればいい
そう1番に彼を想ってきた。
桃
桃
青
桃
青
青
桃
俺にとって1番の幸せの時間
会いに来てくれる尽きない感謝
彼を目に焼き付けておきたいと 心底思って離れない
3日後はこの布団には 1人だと思うと心に穴があいて 空っぽになりそうだった。
始まりがあるから終わりがある
心寂しさも喪失感も 呑み込めない年齢ではない。
彼の夢を応援したい。
その決断が変わることはない。
「彼の夢」と「2人の時間」
両立していない事実。
桃
寝ようと目を閉じている彼
きっと寝れていないだろう。
俺の腕を枕に2人の体温で 温まってきた布団。
外気が混じれば冷めてしまう布団
ずっと2人このままなら 暖かいままなのに。
離したくない
桃
首筋噛む
離れたくない
青
青
青
桃
桃
彼の首筋に残る薄い跡
深く噛んだつもりはない為 朝になれば消える程度の跡。
彼との間には見えなくとも 切れないもので繋がっている
それは間違いなくて 今も変わっていないもの。
青
それでもなにか見える形で 彼に残るものが欲しいと思った
桃
桃
青
青
桃
青
会話は何1つ成立していないが 彼の苦しい程の優しさ。
青
俺の胸に寄った小柄な身体
なによりも暖かくて。
なによりも可愛かった。
俺は彼より早く眠りに着いた
張り詰めていたのは 自分だったのかもしれない。
外の工事音で目を覚ますと 隣に姿は見えなかった。
できたての朝ご飯と一緒に 待っていてくれていた。
「おはよう」
声を掛けると眠そうに片目を 擦りながら返事をくれた。
彼のつくった朝食を前に 幸せな朝を迎えた。
まだ緑の枝垂桜の木の下で2人
昨夜の約束通り2人で散歩。
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
なにか大事なものを失っていた
余裕がない事を言い訳に 大切な感情が置き去りだった。
2人の時間は2人のもの。
幸せを共有している幸せ
その幸せを心から楽しむ
そんな大前提の題目を 見失っていたようだった。
青
青
桃
青
桃
青
青
桃
青
決して下向きの涙じゃない
幸せを感じた幸せな人間の涙。
青
俺の頬を両手でつまみ 手の甲で涙を拭ってくれた。
俺の涙の理由なんて 彼にはわかるはずはない
それでも理解ったように 最善の対応をしてくれる。
青
青
両腕を広げて微笑む大切な人
そこに恐るおそる寄り据わる。
彼の肩に顎を乗せる。
彼は苦しい程俺を抱き締めた
その体温で更に目の奥が 熱くなり涙が止まなくなる。
青
桃
慌てて涙を拭う俺の手を取った
繋いだ手を引き駆け足になる彼
桃
青
青
桃
桃
青
桃
桃
青
青
手を繋ぎ2人足幅揃えて 少し曇った雲の下を歩いた。
薄く曇っていて雲の先が 見えそうで見えない
少し息を吹きかければ 見えたりしないのかな。
見えそうで見えない天気は 焦れったくて今の2人みたい
一般的な認識として曇りは 決して華やかな印象ではない
それでも曇りだからといって 心地悪さを感じる訳でもない。
曇りくらいが心地良いと 感じる人も少なくないだろう
飾らない姿がお互い好きだ
2人を表したような空。
綺麗に晴れた空よりも 2人に似合って心地良かった。
その後 ( 夜 )
青
青
(事後)
桃
散歩から帰るや否や彼の 誘いでそのまま事後に至る。
汗で身体が湿っている身体で 2人布団に横たわる
青
桃
青
桃
布団の上で彼の両腕に身を置いた
お互い少し湿った身体で 名前を呼び合う。
彼はぐっと俺を手繰り寄せて 耳元に顔をやった。
他の誰にも聴こえない程の小声
俺だけに言った。
青
桃
桃
青
彼はより一層俺に近付き 肌をぴったり密着させた。
そして俺の目を見て言った。
俺だけの為に
俺にしか聴こえないように。
青
俺だけに答える権利があって 他の誰でもない彼だけに その回答を受け取る権利がある
この後の回答は2人の秘密。
[翌日]
青と過ごすこと3日目
彼が東京へ帰るのは明日。
いつ帰るかなんて 今に決まったことじゃない
それでも俺の中では 影がちらつき消えずにいた。
晴れない霧をそのままで きっと駅で手を振るのだろう。
そんなの心地が良い訳はないが 正直晴らす方法もない。
桃
姿を見失い音のする方へ
青
部屋の端に纏めておいた スーツケースを漁っていた。
桃
青
桃
青
桃
青
そして俺に差し出した。
桃
青
桃
青
桃
桃
青
青
青
桃
青
桃
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
渡されたピアッサーを 返そうと彼の手を寄せる。
返されたピアッサーを 置くと俺の方へ寄って来た彼
そして座る俺に向かい合わせで 膝に乗って抱き着いた。
桃
青
青
赤ちゃんの様に抱き着くのに 色気のある姿で誘惑して来る彼
この手の誘惑なら俺が釣れると 彼は確信しているが故 手のひらで転がされてる。
的確に俺の願望を突いてくる
青
青
青
桃
青
桃
桃
青
青
青
青
青
青
桃
桃
桃
もう意見が変わることはない
身体のほんの1部に 痛くもないちいさな穴を開ける
それだけの行為が 俺にはとても重く感じた。
身体に跡が残るからじゃない
彼に気を遣わせたからでもない
大好きな人を大切にしたいと 心から思っているから。
ただそれだけで
それだけが充分な気がした。
桃
桃
青
青
桃
桃
青
青
青
もの寂しいのは1人じゃない
ほんとはお互い解っていて お互いが違うふりをする
「仕事の為」
言い訳を繰り返しても 結局本音は溢れ出るもの。
2人でここに居たい
紛れもなく2人の本音
その揺らがない本音が 2人を繋げている気がした。
余計な感情の混じらず 真っ直ぐ2人繋がっている
それだけで充分だ
その それだけ が 他の何より幸せだから
今日は彼と薄暗くなるまで 一緒に居れる。
雲1つない快晴
夕焼けがきっと綺麗に映る天気
彼と夕焼けを見るのを この時は 待ち遠しく思っていた
桃
桃
< 〜〜〜
桃
青
桃
廊下で電話が終わるや否や 水を汲む俺に抱きついて来た。
桃
変な様子の訳を尋ねると 彼は暗くした顔をみせた。
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AM:11時
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青
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青
彼氏はオーダースーツ店で勤務
ちなみに黄くんも同店勤務。
僕の仕事柄、季節毎に スーツが何着も必要になる。
お客様とガイドとして 日本をまわる時も当然スーツ
加えて僕が仕事で外国に 行く時も必ずスーツを着る。
外国に行くのは会社のお金で 仕事をしに行くから。
行動範囲が広かろうと あくまで仕事の一環なので スーツはどんな時も必需品。
僕の仕事は旅行という お客様の一生の思い出に携わる
一生の思い出に残るガイドが 汚れた服で来たら嫌でしょう?
だから仕事柄スーツにこだわる
とはいえスーツを何着も 仕事用に用意するなんて 金銭的に厳しい人も多い。
そんな人の為に会社経由で 会社と契約している店で購入すると相場より安く買うことができる。
ほとんどの人は そのシステムを利用している。
ただ僕と赤くんはしていない。
ご存知の通り2人の恋人は オーダースーツ販売店勤務。
僕は桃くん 赤くんは黄くん
自分の大好きな人が 自分の為に作ってくれた服
値は高く付いても恋人が 担当で制作してくれたスーツは 仕事で背中を押してくれる。
そういう事なので、 僕と赤くんのお財布は スーツ代で相当飛びました。
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会社に行く為におでこを 出している髪型。
彼は僕のおでこに口をつけた。
スーツが気崩れない為なのかな
本当は潰れるくらい 抱きついて泣いて謝りたい。
それくらい寂しくて。
青
驚いたように目を開くと 僕の後頭部に手をまわして がっと引き寄せた。
口同士が深く交わる。
どちらが自分の舌なのか わからなくなる程深く長く。
この後は現実的にキス以上へ 進むことはなかった。
しばらく最後のキス
いつも恥ずかしくて閉じる目も それすらも勿体なく感じた。
彼だけを見るから
僕だけを見て。
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上司
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上司
上司
青
上司
上司
上司
上司
青
上司
上司
青
青
青
後輩
青
後輩
後輩
青
青
青
青
後輩
青
青
青
赤
赤
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赤
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青
赤
赤
赤
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赤
青
赤
赤
会社の前にある 公園のベンチのイメージ
赤
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赤
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青
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赤
赤
赤
赤
青
青
青
青
赤
赤
青
青
赤
未練がましい自分が消えない
ずっと一緒に居たかった。
離れて一層恋しくなるあの匂い
身体中支配されるようなキス
2人っきりでお互いを求めた夜
離れたくなかった
大好きで大切な時間
仕方ないとでも言い訳が無いと なにも考えられなくなる。
情けない自分に反吐が出る。
青
青
まるで寂しさを煽るような 夕焼け空に乗じて涙がでる。
更に涙を誘う嫌がらせか。
胸元のポケットチーフ
スーツを着せてくれた時に 彼が入れてくれたもの。
涙を拭く度彼の匂いが蘇る
こうやってまた 彼に背中を押してもらう。
黄
桃
黄
黄
桃
黄
黄
桃
桃
黄
黄
黄
桃
黄
黄
桃
彼を見送った上の青空
すっかり夕焼けへと化けた。
思っていた通り綺麗な夕焼け
観たかったな
夕焼けを眺める恋人の横顔
仕方ないのにいつまでも 引き摺って面倒くさいな自分
それも判らない程 思考が止まってる訳じゃない
2人の時間を思い出して 嬉しくなったり寂しくなったり
その時間にも価値がある
2人の時を思い返せば
彼に会いたい
その言葉だけになる。
嬉しい 寂しい 辛い 楽しい 全ての感情の良い所取りだ。
追憶すればするだけ 感情は強く確かなものなる。
ただそれで良い。
きっとその事実に価値がある
彼への想いがいつまでも 真っ直ぐであること
その価値が幸せになる
それが俺にとっての価値。
1週間後
あれから約1週間後。
ポストに無地の封筒が届いた
桃
母親はよく手紙を送ってくる。
俺の母親はお洒落な便箋を 昔から集めていた。
実家を出てからも便箋を 見せたいが為に手紙が来る。
20分歩けば会える距離に 住んでるけどなと毎度思う。
俺のことを随分と心配して くれているのだろう。
いつも便箋には手書きで メッセージが書かれている。
いままで何十通も届いたが 雑に書かれたものはなかった
今の時代スマホで簡単に 母親とも繋がれる。
それでも必ず手書きで 送ってくれるのは母親からの 愛だと感謝している。
桃
封筒をあけると便箋は 同封されていなかった。
そういえばいつもは 封筒にも柄や絵などがある
手紙は真っ白な無地の封筒
しかも便箋の同封がない。
母親の手紙に違和感を抱き 封筒の送先住所をみる。
桃
桃
桃
封筒の裏面には恋人の 住所と名前が記されている。
完全に母親からだと思い 確認すらもしていなかった。
桃
桃
同封されていたのは2枚の写真
1枚は桜の木。
2枚目は夕焼けの写真。
なんで写真と眺めていると 小さな文字を発見した
写真の左下には小さく 撮った日付が印字されていた
桜の木の写真の日付は 3日前のもの。
夕焼けの写真の日付は
俺と過ごした日の日付だった
青が仕事で前倒しで帰った 日付が印字されていた
わざわざ彼がメールでなく 手紙で送って来た訳が すごく分かった気がした。
写真の裏を見る
そこには文字が書いてあった
彼の手書きだろう。
心の期待を落ち着かせながら 彼の文字に目を通す。
内容は現状報告だった。
便箋なんてないから 写真の裏に書いたこと。
封筒もないから会社の備品を 1つ貰って送ったこと。
俺に指摘され街にでると 実は桜が既に咲いていたこと。
( ⬇画像参照 )
仕事の昼休憩に 赤とお花見をしたこと。
夕焼けが綺麗だったこと。
ほんとは2人でみたかったと 謝罪の言葉も載っていた。
会いたくて仕方ないこと。
会えなくても大好きと。
写真の裏に綴られた彼からの愛
封筒も便箋もなかったとか なんだか青らしいな
微笑ましい青の姿に 気付けば口角があがる。
あの日の夕焼け
俺も見てたよ。
青を想って夕焼け見てたよ。
俺も会いたい。
でも会えなくても大好き。
2人の想いが一緒な事を 間違いなく確かめた。
長かれ短かれ2人の時間は 分厚くて簡単には溶けない物
その認識の一致の証明が この写真にある気がした。
ただ綺麗な夕焼けの写真
いつもの夕焼けより 惹かれるものがあった。
それはきっと大好きな人の 愛と想いと涙が染みていたから だったのかもしれない。
2枚の写真が宝物と化した
それと同時に2人の愛が 繋がった気がした。
それが幸せ。
それだけで幸せ。
2人の時間は なによりもの宝物。
ずっと大好き
お互い様にね。
無言フォロー〇 ブクマコメ欄1言🙏🏻
なんか締まり悪いですね
「遠距離恋愛」 お友達とコラボでした🌼
はなちゃん垢変えてるから そっちもフォローしてあげて☺️
( コラボの投稿は最初に 載せた垢にあるよ )
遠距離でも2人で居たい、 その気持ちと時間が幸せだと 桃くんが踏ん切りを つけてのENDでした😌💗
遠距離恋愛の中で築く 2人の愛が書けて満足です🤭
投稿は平均7〜800tаp なのですが2話とかに 分けた方が見やすいですか?
今は2話編成にすると 1話あげて続き遅いって なりそうで1話にしてます😂
今回は900tаpでした。
いつも長い中読んでくださり ありがとうございます🥰
次はなにをあげようか 迷ってます。
リクエストと言われると 緊張するので参考程度用に こんなのやって等 あれば教えてください🥴
GWも最終日ですが 元気だして頑張りましょう!
皆様の新生活を 応援してます☺️💗
長い中最後まで ありがとうございました!