狼雲
狼雲
狼雲
……ん、ここは一体………何処だ? 瞼が重い………頭でも打ったのだろうか
目が覚めると……… そこは何処かの洞窟の様に暗く硬い質感の場所であった
え、俺は……一体どうなってる? 身体を触れて、声を出そうとしてみる 問題無く出せるだろう
久遠
やたらと綺麗で可愛らしい声が響いた…
久遠
久遠
すると、誰かがふよふよと浮いているような音が微かに聞こえ、それが目の前に来た 視力が良くなったのか、暗い場所でもその存在がはっきりと見える
さとり
久遠
さとり
まだ色々と分からないことがあるが その能力とやらについては何となく感覚で分かった、この持っている溢れ出さんとするようなおぞましい何か………の正体だろう
久遠
さとり
久遠
俺は、そう言うと そのおぞましい力を手に流し込むようなイメージをして、洞窟内の床に手を触れた そして、頭の中にある使い方をそのままやると、あっという間に地中を移動している様なイメージで上の方にある 明るい光の方へと進んだ……
狼雲
狼雲
コメント
1件
中々いいじゃねぇか