うり
あの日、神様は、
彼女を永遠に連れ去ってしまった――
うり
うり
るな
るな
るな
無茶しかできない僕と、
優しすぎる君、
偏った者同士、よく気が合ったんだ。
うり
るな
うり
るな
うり
一緒に生きる、
固く誓った少し後に、指輪を交換した。
それは洒落っ気のない僕にとって、
最初で最期のアクセサリーになった。
その日はひどい雨だった。
うり
うり
うり
うり
うり
彼女は最期まで穏やかな表情で、
ただ、美しかったことを憶えている。
いつ何が起きても、後悔しないように、
大事に、大事に、
大事にしてきたつもりだった――――
けれど、
そんなものは気休めにもならなくて、
もともと頼りなかった僕の涙腺は、
ついに壊れたようだった―――
うり
僕は人よりいろいろなことを「知っていた」と思う
けれど「わかっては」いなかった…
わが身に降りかかるまで、
何かを誠に理解することはできないって
僕にみんなと同じように生きる価値は
あるのだろうか――――
うり
君のアルバムを一つ手に取る。
君がいなくなってから5年だよ…
後、後ちょっとしたら会いに行くかは、わからないけど…
待っててね…
うり
うり
うり
https://twicomi.com/manga/tooshiro10/1340641669813653506
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