りむ
那津
恋雨
或間
蘭
須知
御琴
この世界の人々は、大きく 2つに分かれている。
1つは、魔力をもつ人。
もう1つは、魔力を持たない人。
世界の人口の約99%は魔力を 持たないが、
約1%の人は魔力をもって 産まれてくる。
そして、俺たち___
暇 那津、 雨乃 恋雨、 大道寺 御琴は 魔力を持つ側の人間だ。
同じ年に同じ地域で生まれることは今までになく、
奇跡中の奇跡らしい。
そして、魔力をもっていると わかった瞬間から、
親からは引き離され、 お屋敷で過ごす。
魔力をもつ人はとても貴重だから、誰も彼もが丁寧に俺たちを育てた。
まぁ、貴重だから。 というのは建前で、
魔力を持つ者たちは、 13歳から魔物と戦わなければ ならないのだ。
自分たちの命を助けてもらうため、俺らを丁寧に丁寧に育てた。 というのが正解かな。笑
そして、魔力をもって生まれた者の使命は、 【魔王を倒すこと】。
魔王も、俺たちと同じで魔力を 持って生まれてきた人間らしい。
魔力を、人を支配すること、 つまりは悪い事に使っている者たちのことを、【魔族】という。
魔族の始まりは、何世紀も前に、 魔力を持って生まれてきた男が、
その力を人を救うのに使うのではなく、人を支配することに使ったことだそうだ。
しかも、 その男の魔力がかなり強かったらしく、その家系に生まれてくる子供は必ず魔力を持っているそうで。
生まれてきた子供が次の魔王になるという決まりなんだと。
摂関政治?とは少し違うが、 まぁ少しだけ似ている。
そして、俺らが魔王を倒すことで、次に産まれてくる子供が魔王にならなくてすむようにするのだ。
魔王の城
那津
恋雨
御琴
那津
恋雨
御琴
那津
恋雨
御琴
那津
ガチャッ...
那津
恋雨
御琴
?
?
?
那津
或間
蘭
須知
須知
そこにいたのは、 鋭い黄色の瞳をした者と、 綺麗な桃色の瞳をした者、 濃い紅色の瞳をした、 とても人間とは思えないような 美しさを放つ、魔族がいた___。
恋雨
蘭
御琴
須知
確かに、ここに入って、魔族の顔を見た時。なにか、心にストンと落ちるものがあったような気がする。
蘭
蘭
蘭
蘭
恋雨
那津
那津
或間
或間
恋雨
或間
恋雨
或間
或間
或間
或間
蘭
須知
須知
或間
或間
御琴
或間
蘭
須知
蘭
蘭
須知
蘭
或間
那津
那津
御琴
蘭
須知
或間
或間
恋雨
恋雨
恋雨
或間
或間
或間
那津
那津
或間
或間
那津
或間
或間
須知
蘭
那津
恋雨
御琴
或間
或間
蘭
須知
キャ、キャラブレブレすぎだろッ!?
今まで愛情をもらったことがない 俺たち。
でも、、、
こいつらに嫁げば愛情は注がれるのだろうか___?
コメント
4件
すごい尊いです!これからも頑張ってください!
運命凄いな... 続き楽しみです!!