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海の歌
ある夢を見た
凪沙
誰か分からない女の子が海で歌っている夢だった
話しかけようとしても声が出ない
ただひたすらに、綺麗な歌声が並と一緒に聞こえてくるだけだった
蓮
蓮
たまにこんな夢を見る
女の子が海で歌っている夢、
蓮
と、僕は思っていた
先生
学校の授業の時も
ずっと、あの夢のことを考えていた
蓮
先生
同じクラスの海野、
夢の中で見たあのことそっくりだった
蓮
蓮
凪沙
凪沙
凪沙
蓮
凪沙
蓮
凪沙
蓮
凪沙
蓮
凪沙
彼女にはなにか引きつける力があった
凪沙
蓮
この街の海は特別で、特別な日にしか入れない
蓮
凪沙
彼女はそんなことを言って海辺に行った
いつもは綺麗な海なのに、今日は何故か濁っていた
蓮
そういうと彼女は笑って歌を歌った
凪沙
凪沙
歌っている彼女は夢で見たあの子にそっくりだった
歌い始めると、海は浄化されていくように綺麗になって
まるで海が彼女の願いに応えている感じだった
凪沙
蓮
蓮
凪沙
彼女は何故か寂しそうに答えた