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2話で終わる予定。 もしかしたら3話続く🦆。 糸師凛と主人公の恋愛に似た何かです。
「チッ…」
「消えろ」
楓
楓
突然の出来後に頭が真っ白になる
糸師凛
糸師凛
楓
ミク
私の中学からの親友が私にしか聞こえない程度で耳元で囁いた。
こんなはずじゃなかった
だって私の知ってる彼は
無愛想だけど…
それは高校に入学する前の話___
今日は、高校受験を控えていた…が
楓
緊張と勉強のしすぎで寝坊をしてしまった
楓
ミク
楓
既読 7:03
ミク
ミク
楓
既読 7:03
ミク
楓
既読 7:04
楓
L○NEでは慌ててない風に言ったが本当は遅れるんじゃないかと気がきではなかった。
楓
楓
そう思い昨日の復習をしようとした時
さわっ…
腰らへんに生暖かい感触があった
楓
後ろを振り返ると
中年のおっさんが息を切らしながらわざとらしく触っていた
楓
さわっ
どんどん腰より下の方を触ってきた
楓
楓
楓
周りに助け呼ぼうにも声が出なかった
楓
「お姉ちゃん どこの高校かな?」
楓
話しかけてこられ、より一層怖さが増した
楓
助けて…
糸師凛
糸師凛
は、離せっ!
楓
糸師凛
「え、痴漢?」
「あのおっさん?」
「ちっ……覚えてろよ。」
あわててどこかに逃げていった
楓
糸師凛
私は安心したのと気持ち悪さで地べたにへたりこんでしまった
楓
糸師凛
糸師凛
糸師凛
楓
楓
糸師凛
どうしようこんな状態でちゃんと受けれるかな…
大体時間に間に合うかも…
糸師凛
楓
その人は私に手を差し出してきた
糸師凛
楓
楓
楓
楓
高校目前でなんか人前でおぶられるの恥ずかしいし…
糸師凛
楓
正直まだ足が震える…
糸師凛
楓
その人は私の手を引っ張り背中元へ移動させた
糸師凛
楓
糸師凛
.
.
.
それからお兄さんは特に話しかける様子もなく
無言で私をおぶっていた
糸師凛
楓
着いたところでその人は私をおろした
糸師凛
楓
糸師凛
楓
糸師凛
楓
曖昧な回答だから思わず突っ込んでしまった
その時
糸師凛
お兄さんの顔が緩んだ
糸師凛
その人の笑顔はテレビの俳優にも負けないくらいかっこよくて
綺麗だった
糸師凛
楓
現在
無事志望校を合格した
あの日の出来事は私の中で良い思い出でお兄さんは私の恩人になる
もう会えることはないと思っていたのに
まさか同じ高校だと思わなかった
しかも、同じ学年。
お兄さんじゃなかった…
楓
楓
糸師凛
そう言って私には見向きもしないまま行ってしまった
楓
ミク
ミク
ミクの話によると
糸師凛という名前で
中学の時にクラスの人をいじめた上にかつあげまでしたらしい
その事件をきっかけにその人は中学を退学されたとか…
楓
私にはどうしてもそれが信じられなかった
あの、見ず知らずの私をおぶってくれた人がそんなことをするだろうか…
先生の話も聞かずに
窓の方を見ながら考えていると
お兄さんが外にいた
楓
ってお兄さんじゃなくてタメか
しばらく見ていると糸師くんの周りに人が集まり
喧嘩をしていた
楓
ガタッ___
私は思わず席を立ってしまった
先生
一気にクラスのみんなが私に注目する
楓
楓
そう言い
私は足早にお兄さんの方に向かった。