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ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙(莉犬くん)
んへぇ♡((いぶきちゃん早く逃げて
Love
赤微嫌われ
長男 紫 次男 桃 三男 青 四男 橙 五男 赤 六男 黄
なんでもありな方どうぞ 綺麗に意味不になってます
たった数ヶ月産まれるのがはやい だけで「お兄ちゃんなんだから」
「お兄ちゃんだからできるよね」
お兄ちゃんだからなんだよ
弟の体が弱いからって俺にすべて 任せっぱなしなの?
掃除も
洗濯も
ご飯も
全部全部俺なの?
弟なんていらなかった
こう思うのは俺ができない子だから
朝から階段を駆け上がったり 廊下を走る音で目が覚める
ほとんどこれが毎日
夜俺は寝れない体質だから少しでも 寝かせてほしい
無理なことなんだろうけど
体を起こして制服に着替える
歯や顔を洗って静かに家をでる
「いってきます」 小さく誰にも聞こえない声
家には俺の居場所が無くって
学校にもない
いじめられてるから
水をかけられて少し殴られるだけ
たったの30分我慢するだけ
「我慢できるでしょ?」
この言葉は何回も言われた
お菓子とか俺だけ買って貰ったことがない
慣れっこだから
放課後誰も居ない空き教室で殴られる
いつもより長い
力も強い
抵抗なんてできない
お兄ちゃん達は俺がいじめられてる事知ったらなんて言うんだろ
「我慢できるでしょ?」
なんて言うのかな
辛いなぁ
愛されたいなぁ
弟ばっかり
羨ましい
いつもより帰るのが遅くなった
心配はしないだろうな
頭が痛い
我慢しないと
「ただいま」
誰にも聞こえない声
急いで鞄を置いて夜ご飯を作る
お兄ちゃん達は弟ばかり
俺のことなんて見てもない
眼中に無いんだ
適当に並べて手紙を置いておく
その間にお風呂を洗ってお湯をいれる
俺はシャワーだけ浴びて出る
体を見ると何個かの痣
切り傷
打撲だらけだった
相変わらず醜い体
こんな事考えたって何も起きない
自分の部屋に行き勉強をする
そのうち泣き声が聞こえてくるだろう
イヤホンをして勉強をする
気がついたら夜の1時
筆記用具を片付けてベッドに行く
ふと明日に死ぬかなんて考える
いいかもしれない
明日死んでしまおう
俺が死んでも悲しまない
俺は空気のようなものだから
死んでしまおう
明日が楽しみだ
いつもより早く起きる
全員分のご飯を作って並べる
これで最期だからいつもより豪華
お兄ちゃんとは約2ヶ月間顔を 合わせてない
俺が会わないようにしてるだけ
今日も会いたくない
最悪
最期くらい誰にも会いたくなかった
素っ気なく挨拶をして適当にどこかに行く
気をつけるも何ももう死ぬんだから
屋上について俺は久しぶりに泣いた
泣きたくないのに泣いてしまう
でもそんな俺を慰めてくれる人は いない
一生いないんだと思う
俺はずっと孤独だから
甘えることを知らないから
今飛び降りる
誰にも見つからないまま
ドシャッと言う音がした後すぐに
体が熱く
意識はないのに
どくどくと何かが流れる感じはあった
死ねる実感がわいた
これで俺も自由だ
もう何をしてもいいんだ
「お兄ちゃん」じゃなくていいんだ
もう「我慢」しなくていいんだ
"もう何もしなくてもいいんだ"
急にスっと体が軽くなった
解放されるんだなぁ
そう思った時
なんで起きちゃったんだろ
真っ白な天井
腕には何本の針
その横には心電図
起きてるのに
不規則に鳴ってる
俺の身体にもっと傷を増やすとふしぎが増えるのかな
身体って不思議
生きてるならやってみなきゃ
損しちゃう
生きているなら
死ななきゃ
自由になれない
お兄ちゃんじゃないといけない
我慢しないと
生きるって大変だな
死ねなかった
悔しいなぁ
なんであーゆう時に失敗しちゃうんだろ
ほんと嫌い
心臓飛び出るかと思った
飛び出てもいいんだけど
死ねなかった後悔がすごい
まだ俺は退院できない
毎日お兄ちゃんと弟が来る
正直迷惑
顔も見たくないのに
意味もない
ただ気まずい雰囲気がながれるだけ
でもお兄ちゃんが来る時は必ず 寝たふりをする
絶対質問されるから
話したくない
寝たふりをすると頭を撫でて帰ってく
でもその手は俺の嫌いな冷たさじゃない
優しい暖かい手だった
お兄ちゃん達が帰って起き上がると 毎回お菓子や本、犬のぬいぐるみが あった
あと綺麗に飾られた 鈴蘭 ディアスシア カモミールの花
俺は元々花が好きで花言葉はだいたい覚えてる
お兄ちゃん達はわざわざ花言葉を調べてその花を買いに行くか?
分からない
でも花言葉の意味が嬉しい
鈴蘭 再び幸せが訪れる
ディアスシア 私を許して
カモミール ごめんなさい
俺も大切な弟なのかな
だといいな
ジュースをくれる看護師さん
飴やビ○コをくれるお医者さん
なんでこんな俺に優しくしてくれるんだろ
まぁいっか
美味しいし
お医者さぁぁん//
看護師さぁぁん//
看護師さぁぁん//
お医者さぁぁん//
俺はすぐにお医者さんになついた
なんで起きてる時に来るの
ビ○コ2袋あってよかった
バリッと袋をあけてまた食べる
弟るぅとは大きな目を輝かせながら 俺をみる
やだよ
あげたくない
俺のだもん
お医者さぁぁん//
お医者さぁぁん//
お医者さぁぁん//
お医者さぁぁん//
お医者さぁぁん//
俺の手にカラフルなコーティング されたチョコレートが落ちていく
それを見つめるのが俺の楽しみ
見つめているだけで幸せになれる
茶色でも綺麗に見える
不思議だな
俺はこの中でも赤色が大好き
他のカラフルなのと比べて少し暗めの色でも目立つから
だいすき
お医者さぁぁん//
お医者さんはおれの頭を撫でて 1日2回の検査をする
心臓の音を聞いて
落ちた時の衝撃で折れた骨
口の中を見て終わり
お医者さぁぁん//
お医者さんがいなくなると笑顔が 消える
だって俺の嫌いなお兄ちゃんと弟と 同じ部屋にいるから
どう頑張っても笑顔にはなれない
また弟にお菓子を奪われるのかな
いやだ
なんで大集合するの
今はほんとに心臓でる
ほんと怖いって
優しい声でも少し怒ってるのがわかる
俺は今までの事
なんで死のうと思ったのか
全部話した
その間るぅととさとにいは外に行った
俺はプレッシャーと緊張感で心臓が 押し潰されるような気持ちになった
上手く息が吸えなかったり
泣いたりもしながらゆっくり話した
病室にいるお兄ちゃんは俺の背中や頭を撫でながら怒らず優しく聞いてくれた
話し終えたあと力が急に抜けてベッドに倒れ込んだ
気が抜けたように眠ってしまった
退院の日俺は抱っこされながら帰った
少し抵抗したけど抱っこされたら 抵抗できない
静かに抱っこされて家に連れて 帰らされる
家帰りたくない
来て欲しくない
だって俺のアイス取られちゃうから
今までもそう
俺のアイスなのに勝手に食べられて
「ごめん」の一言もない
なのに俺が食べたら謝れっておかしい
今俺に我慢って言われなかった
もう我慢しなくていいんだ
数ヶ月後俺はめちゃくちゃ 甘やかされた
これでもかってくらい甘やかされた
最近はるぅとくんとも喋る
まぁ学校は転校したけどね