なんで敵国の俺が
No,name
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注意 この小説は実際の事件・事故とは何も関係ありません また、イラストはNo,nameが描きました 無断転載はしておりません
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今から約10年前の事
妖力生物の狐人間と霊力生物の霊力人間の戦争が起きた
俺はその頃まだ7歳の子供だった
でも戦争はそんな事は気にしてくれなかった
食料は全て軍に優先され
俺はずっと腹を空かせていた
そんな毎日を過ごし、戦争終了の兆しが見えた時...
俺のムラが襲撃された
俺のムラは山奥にあり、敵があまり攻めて来なかったから...
抵抗するための武器が何も無かった
だからムラの人達は女子供を地下に隠して
男の人は自分の霊力を使って応戦した
音がなくなり、静かになった時に俺は外に出た
俺のムラは燃やされて、沢山の人が死んだ
その中には俺の父さんや母さんもいた
どうして...?
どうして何もしていない俺らが、襲われるんだ?
こんなのおかしいよ...
子供ながらにそう思った
それだけだったら良かったんだが...
俺は同時に復讐心が溢れ出てしまった
アイツらに復讐しないと...
父さんと母さんが救われない...
俺の思いに沢山の人が参加してくれた
そして...戦争が終わる3日前
俺は狐人間の集落を襲ってしまった
同じように火を放ち
沢山の人を手にかけた
勿論、俺もやった
それがいけなかった
俺は1人の狐人間の子供の顔を見て、気づいた
親を亡くして、悲しんだ顔
何故かそれは俺と同じだと思った
俺もアイツらと同じだったのかな...
悪いのは集落を襲った狐人間じゃなかったんだ
この戦争だったんだ
カイ
今現在
俺は故郷を離れ
世界の覇者とも言われる国
サシャ・ネシア連合王国に引っ越した
勿論1人じゃない
他にも同居人がいる
俺と同じ戦争孤児が
源次
カイ
源次さん
同じ霊力人間で今は社会人
俺が1人になった時いつも支えてくれていた
源次
源次
カイ
いつも思うけどすごく美味しそう
源次
源次
カイ
俺は急いでご飯を食べ終わり
急いで準備して、外に出た
コメント
2件
めっちゃ面白い!!!最高です!