この作品はいかがでしたか?
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アイコンはキラキラ鱈メーカー3様を使用しました
ずっと、僕は双子の姉さんのことを慕っていた
非の打ち所が無い容姿端麗の姉さんがとても羨ましくて
この子の弟でよかった…と、心からそう思えた
でも、だからこそ
僕は姉さんを引き立てるための脇役でいなければいけない
僕は姉さんほど素晴らしい人間ではないのだから
だから…こうして顔も名前も姿も全部変えて… 姉の屋敷でボディガード…守護者として働いているんだ
そして、僕は彼女の部屋のドアを叩く
???
後ろ手にドアを締めると 彼女は読んでいた本をぱたんと閉じた
クリア
彼女は僕を見てにこっと笑った
???
???
そう言うと、彼女は子供みたいににこにこしながら僕の横を走り、通り過ぎる
クリア
そう言うと、さっきの態度とは打って変わって スカートの裾を持ちながら食堂までゆっくりと歩いていった
僕も行くか…と足に力を込めて彼女が歩いた廊下を僕も歩いていった
コメント
2件
???…。どちら様…?