ピピピピッ
ピピピピッ
ARAMが鳴り
嫌々 目覚める
いつもの朝
起きるのが嫌で、 いつも布団の中に潜り込む
だけど、学校に行くのは、 義務教育でもあるから
ベッドから足を下ろし
つま先から床に降りる
ひやりと感じる足裏が もう一度寝たいと
私に問い掛けているような気がする
学校 めんどくさーい
お母さんが私を呼ぶ声がする
朝ごはん だと言う
勘だけれども
朝ごはんはきっと ベーコンエッグだろう
お母さんのご飯は美味しい。
起きるのは嫌だが…
お母さんのご飯を食べるのは 毎朝の楽しみ。
あと お昼に食べるお弁当も
漫画のように 食卓に並ぶ ご飯を「もぐもぐ」と食べる。
やはり 今日のご飯も美味しい。
お父さんは新聞を読み
お母さんは 弁当に食材を詰め込んでいる。
お母さんが何度も
「ご飯は美味しい?」
と
聞く
いつも聞くお母さんに いつも「美味しいよ」と答える。
これがいつもの朝。
ドアの取っ手に手を掛ける
けどいつも お弁当を忘れそうになり
お母さんが急いで渡しに来てくれる。
「ありがとう」と伝えて
学校へ向かう
最寄り駅で電車に乗り 眠いので いつも うたた寝しそうになる。
だけど、寝過ごしたことが 1度もない。
いつも誰かが私を起こし 私が目を開け、周りを見渡しても……
その人の姿はいつもない
“いつも” が多い いつもの朝。
「 私 の い つ も の 退 屈 。 」
𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡
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