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わんく いえーい最後まで二回もデータ消えて萎えた 長々とありがとうございました リク黒愛
俺は彼のことが嫌いだ
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これは勉強に集中していて 疲れていた時の話
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そういえばお昼食べてなかったなって 思い出させたのはその言葉
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彼はそうやって甘い言葉を口にする 嬉しいけど、子供扱い
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彼はくしゃっと笑って頭を撫でる
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隠すのも辛いだけだし かといって不仲にもなれないし 嫌いになりたかった
"嫌いだ"ってそう思っても 彼を嫌いに、...なんてなれなかった いつまでも大好きのままだ
ぼくは嫌いだ
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野菜もだけど、意中に留まる彼も
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ハンバーグの付け合わせにあった人参 嫌だってちょっと怒ってた
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なんでそんなことするのって ほんとは怒りたかった
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小さく切ったうちの一番小さなはしっこを 意を決して口に入れてみる
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なぜかドヤ顔の相方 その横で笑っている彼
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起伏の激しい漫才かなにか 面白いけどなんだか嫉妬しそう
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彼は嬉しそうな顔をしている そこでふと思い出したのは 嫌いな野菜を食べさせようとしてたこと
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彼の作るものなら良い気がしてきた ちゃんと美味しいし嫌いでも食べられるし それに好きな人が作った料理って 特別ってやつだから
やっぱり嫌いじゃないや 好き、いや大好きかもしれない
俺はちょっとだけこの人が嫌い、たぶん
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そういえばそうだっけ 思い返せば覚えはある気がする 好きな人に起こされて嫌なわけなかったんだ
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いつの間にか彼の手中に居るらびまる 撫でられてご機嫌である
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どうやら彼の手中に居たのは らびまるだけじゃなかった様だ 策にハマったのは言うまでもない
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きゅっと彼に身を寄せると 彼はいたずらに笑いながら自分を躱す
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そうやって俺は彼の手中に収まっている 撫でられるみたいで心地好いから 弟みたいとか後輩みたいとか そう思ってるとこは嫌いやけど
いつかは俺の手の中にいれてみせるよ 大好きな君の事を
俺は嫌いじゃないけど好いてはいなかった 呆れの様なそんなところがあって
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彼は成人男性だし結婚もしてないし ましてや子供もいないのに 絶対にあるはずのないものがある
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これ?と口許の物を指さす それに頷くと指をかけて外した
彼が咥えていたのはいわゆる おしゃぶりとかいうやつだった 飴とは言えど形はそのままだ
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こう見ていると全く年上感が無い 頼れる彼が好きだったから なんとなく、好きじゃないなと思っていた
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それを思えば件の彼が馬鹿笑う姿が とてつもなく見える気がする
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うるさい、とこちらを見てくれなくなる 長い髪から除く耳に紅色 笑いながら覗き込めば やめろ、見んな、と逃げられる
ぽつりと本音をこぼしそうになって ため息をつきながらかがみ込む
嫌い、というか好きではなかったものが ギャップになって心を抜かれる 彼を好きだと自覚した今日この頃
こんなにも正反対なのに なぜか俺は彼を嫌っていないんだ
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某桃色の人がおすすめしてくれた 猫カフェに誘われて あにきっずの俺は行くしかないと思った
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緩く三角に座ったももの間に 長毛の猫が丸まっている それを嬉しそうに撫でている彼が居た
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撮っているとはいえ 大分人の方に寄っている 猫よりも推しを撮りたかったからだ
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にこにこと屈託なく笑う彼を 何も言わずカメラに収める
この写真だけは彼に送らなかった 俺は猫が羨ましくなる 愛しい人に撫でられるのが どれだけ嬉しいことか
彼に伝えられない自分が 嫌いになってしまいそうなくらい だがこの関係を続けるには噤むしかない 俺は貴方を好いているのだと 言えないままに隣で過ごしている
ライブだからとテンションも高く 皆ちょっとした愛を伝えていた
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ライブ終わり 若干一名服を着ず、一名は寝そべり 踊り出す者もおり、と なんとか収集をつけ配信をまとめ終わったところだ
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その2つの言葉に空気が凍りついた気がする 気付かないような小さな気掛かり
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白黒の特権でいちゃついている一人 周りの嫉視は気にしないだろう
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彼の意識を奪って少しだけ満足をする 各々は片付けながら質問を考えていたようだ
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現在もほぼハーレムだよな、なんて 彼は気付く由もないだろう 俺たちなんて眼中に無いはずだから
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よく彼は仲間、友達、と強調する 本当は嬉しいはずなのに 恋心を抱けばこんなにも辛くなるのだ
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その"お前ら"を恋人にするなら どうするんだと聞いているのだが 自然と嬉しくなってしまう みんなを平等に愛してくれる君が 大好きだけど、大嫌いだと これから伝えることもないだろう