今まで、ずっと…サガシテいた
カノジョに逃げながらでも…ずっと
祐逸、覚えていたんだ
ほとんど覚えていなかったけど…
思い出した
その「声」で
完全に思い出した
一本の光がワタシを照らす
そこには1つの人影が見えた
ワタシは分からなかった
でも、声を聞いて
ちゃんと分かった
きっと…アナタだって
でも、どうして幽霊が…?
思った
あぁ…そっか
アナタは姿を借りたんだね
わざわざ、ありがとうね
ごめんね
気付いたの
本当、間違っている事に全く気付かないなんて
申し訳ないね
…………
私は…
伊予…伊予…ッ
私は…
…おいでッ!ニコッ
私は…
私は…
愛媛
本当の愛媛だよッ…!
白き桜が道をつくるように
伊予は道を作る経緯をつくった
そして私は、今ここで思考する事が出来る
大好きな伊予に救われて
…スクワレテ
私、嬉しかったんだろうね
だから、ちゃんと感謝を言って
心配掛けないようにしないとね、!
貴方はギュッと私を抱きしめた
貴方は、泣き笑顔だった