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恋する桃色の花

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恋する桃色の花

3 - 第3章 君の優しさ

♥

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2024年06月28日

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r/runa

しばらく寝ててくださいね!

r/runa

放課後になったら迎いに行きます!

n/noa

ありがとう、rさん…

r/runa

いえいえ!では!

rさんが保健室を出る 体調が悪くて、またもや保健室に誘導されました…w

n/noa

……

ふと、頭の中に、桜沢さんとyくんの顔が出た

桜沢さんはyくんのことが好き yくんは、桜沢さんが好き…………?

両思いのことを知っているなら、付き合ってるはず……

n/noa

でも……

恥ずかしくて隠してるだけか…

本当は、その考えは間違っていた____________

n/noa

んん……

あ、もう放課後?

n/noa

rさん来ないかな……

放課後になったら迎にくるって言ってたのにな…… その時だった

ガラッ!

勢い良くドアが開き、一人の生徒が入ってくる それから、私が寝ていたところのカーテンを開けた

n/noa

えっ………

その人物にドキッとした

n/noa

y…くん………?

どうして?どうしてなの? なんでrさんじゃなく、yくんがいるの……?

y/yuan

水野さんが、今日は部活の会議だって言って、
俺をnさんを迎いに行けって目キラキラさせながら言ってきてさ

n/noa

ええっ!

n/noa

rさんが申し訳ございませんでした!

私、思わず土下座しちゃった

y/yuan

ww

n/noa

っ!

わ、笑われた!? はっず!

y/yuan

あ、ごめん…w

n/noa

ちょっと、まだ笑ってますよ?

y/yuan

笑ってないって

n/noa

顔に全て書いてあります

y/yuan

なんて?

n/noa

俺は笑ってる
お腹を抑えて
大声で

y/yuan

作文みたい…ww

n/noa

ww

楽しい yくんは私を笑顔にしてくれる

y/yuan

あ、よかったら一緒に帰る?

n/noa

え?

y/yuan

あ、嫌だったらいいんだけどさ

n/noa

わ、私でよければッ……!

夢みたいだ…… yくんと一緒に帰るなんて、 夢のまた夢だったのに………

かなっちゃったな…

私たちは、スクバを持って保健室を出た

y/yuan

げっ!

n/noa

えっ!

下駄箱についてからわかった 外はザアザアと大雨だった

やば、私、傘持ってない……!

y/yuan

どうした?

y/yuan

まさか、傘持ってない……?

n/noa

あ、はは……

笑って誤魔化す yくんは私に傘を差し出した

n/noa

…ぅぇ…?

y/yuan

やるよ

n/noa

でも、yくんがぬれ……

y/yuan

いいからっ!

n/noa

ビクッ

y/yuan

nさんはそれ持って

n/noa

なんで、これ、yくんのじゃん!

私、大声出してた

y/yuan

でもnさんが濡れるじゃん!

y/yuan

nさんのためになんだけど!

n/noa

でも、私、頼んでないよ……

目の奥が熱くなる

y/yuan

っ!

y/yuan

悪いけど、俺、先帰る

n/noa

……

y/yuan

その傘、明日俺の机の上置いといて

n/noa

え……

y/yuan

じゃ

そう言って、走り去るyくん

そんな、私、yくんとケンカしちゃった…… しばらく唖然と立ちすくんでいた もう、頭の中が真っ白で、何も考えなかった

暗い気持ちで帰って、私は大泣きした 次の日は目が腫れて、学校を休んだ あるいはズル休みだ

でも、私にはその方が良かった

n/noa

傘どうしよ……

私は乾かしておいたyくんの傘を見つめていた 私の片思いの相手でもあるyくん

なぜ私にそんなことまでしてくれるのか不思議で仕方なかった

ピンポーン

pm5:17

部活が終わって、大々帰宅した時間帯 家のインターホンが鳴った

n/noa

…rさんかな……

n/noa

は〜い……

n/noa

え……

y/yuan

…これ

n/noa

…?

yくんが差し出したのは、一冊のノート

y/yuan

うつしとけよ

n/noa

え?

y/yuan

じゃ

そう言って、yくんは駆け出す

n/noa

待って!

その後ろ姿を呼び止める

n/noa

か、傘!ありがとう!

y/yuan

…(振り向

私はyくんの傘を前に押し出した

n/noa

それと、ごめんなさい……

n/noa

せっかく、yくんが気を遣ってくれたのに……

y/yuan

nさん…

ギュッ……

n/noa

…え?

急に、腕を掴まれたと思うと、そのままyくんの腕の中に入った

n/noa

!?///

y/yuan

俺こそごめん、ついカッとなっちゃって

n/noa

yくん…?

y/yuan

あ、ごめんッ!

yくんは慌てて私を離した それから、傘を持って走り去っていった

n/noa

yくん………

yくんからもらったノートをみる

n/noa

え…

そこには、綺麗な字で今日の授業がわかりやすく書いてあった

n/noa

ポロポロポロ(泣

どうしてこんなことまで…… 桜沢さんのこと、好きなんでしょ? なのになんで……

n/noa

yくッんッ……

不思議に涙が出ていた

n/noa

もう、諦めさせてよ……

ズルいんだ、yくんは…!

♡▶︎100 第3話「完」

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