r/runa
r/runa
n/noa
r/runa
rさんが保健室を出る 体調が悪くて、またもや保健室に誘導されました…w
n/noa
ふと、頭の中に、桜沢さんとyくんの顔が出た
桜沢さんはyくんのことが好き yくんは、桜沢さんが好き…………?
両思いのことを知っているなら、付き合ってるはず……
n/noa
恥ずかしくて隠してるだけか…
本当は、その考えは間違っていた____________
n/noa
あ、もう放課後?
n/noa
放課後になったら迎にくるって言ってたのにな…… その時だった
ガラッ!
勢い良くドアが開き、一人の生徒が入ってくる それから、私が寝ていたところのカーテンを開けた
n/noa
その人物にドキッとした
n/noa
どうして?どうしてなの? なんでrさんじゃなく、yくんがいるの……?
y/yuan
俺をnさんを迎いに行けって目キラキラさせながら言ってきてさ
n/noa
n/noa
私、思わず土下座しちゃった
y/yuan
n/noa
わ、笑われた!? はっず!
y/yuan
n/noa
y/yuan
n/noa
y/yuan
n/noa
お腹を抑えて
大声で
y/yuan
n/noa
楽しい yくんは私を笑顔にしてくれる
y/yuan
n/noa
y/yuan
n/noa
夢みたいだ…… yくんと一緒に帰るなんて、 夢のまた夢だったのに………
かなっちゃったな…
私たちは、スクバを持って保健室を出た
y/yuan
n/noa
下駄箱についてからわかった 外はザアザアと大雨だった
やば、私、傘持ってない……!
y/yuan
y/yuan
n/noa
笑って誤魔化す yくんは私に傘を差し出した
n/noa
y/yuan
n/noa
y/yuan
n/noa
y/yuan
n/noa
私、大声出してた
y/yuan
y/yuan
n/noa
目の奥が熱くなる
y/yuan
y/yuan
n/noa
y/yuan
n/noa
y/yuan
そう言って、走り去るyくん
そんな、私、yくんとケンカしちゃった…… しばらく唖然と立ちすくんでいた もう、頭の中が真っ白で、何も考えなかった
暗い気持ちで帰って、私は大泣きした 次の日は目が腫れて、学校を休んだ あるいはズル休みだ
でも、私にはその方が良かった
n/noa
私は乾かしておいたyくんの傘を見つめていた 私の片思いの相手でもあるyくん
なぜ私にそんなことまでしてくれるのか不思議で仕方なかった
ピンポーン
pm5:17
部活が終わって、大々帰宅した時間帯 家のインターホンが鳴った
n/noa
n/noa
n/noa
y/yuan
n/noa
yくんが差し出したのは、一冊のノート
y/yuan
n/noa
y/yuan
そう言って、yくんは駆け出す
n/noa
その後ろ姿を呼び止める
n/noa
y/yuan
私はyくんの傘を前に押し出した
n/noa
n/noa
y/yuan
ギュッ……
n/noa
急に、腕を掴まれたと思うと、そのままyくんの腕の中に入った
n/noa
y/yuan
n/noa
y/yuan
yくんは慌てて私を離した それから、傘を持って走り去っていった
n/noa
yくんからもらったノートをみる
n/noa
そこには、綺麗な字で今日の授業がわかりやすく書いてあった
n/noa
どうしてこんなことまで…… 桜沢さんのこと、好きなんでしょ? なのになんで……
n/noa
不思議に涙が出ていた
n/noa
ズルいんだ、yくんは…!
♡▶︎100 第3話「完」