閑話:水くんが桃くんを甘やかす(?)お話 幽霊水×大学生桃
桃
大学生といえど学生の本分は勉強
今日は講義が無い日なんで家でレポート書いてるんだけど…
終わりません
誰か代わりにやってくれいむ
水
桃
猫の手も借りたいっていうじゃん?
つまりめっちゃ忙しい
水
桃
水
桃
俺の呟きに反応してなぜか同じことを復唱するほとけ
え?…なんでってそりゃ一応学生だし 提出しなきゃいけないものあるし
水
桃
あまりに真面目な顔で言うもんだから笑ってしまった
でも確かにほとけは大学生だった…と前聞いたような気がする
いむの事は勝手に年下のように思っていたが、自身の経験からくるものだろうか
水
水
1:30くらいに1回目が覚めたんだけど、ないちゃんまだ起きてたの見たし
桃
よく覚えてんね
水
桃
すごい不穏な言葉が聞こえたんだが??
桃
水
桃
水
桃
水
桃
水
桃
ちょっと…と言って苦笑いで応じる 怒ってはいないのだろうが ん~と言って
水
水
水
桃
言葉通り素直に反省しておく事にする()
嘘ついても24時間この家にいるからバレるし
いむってほぼ家族見たいなもんだから こういう時茶化しても怒られそう…
水
桃
桃
水
そう言ってちょっと楽しそうに笑う彼の顔からは想像できないが、意外と力が強い()
逃がさないよ、まるでそんな風に言いたげな彼に抵抗することを諦め、大人しくしていることにする
桃
水
桃
ぽすん
桃
水
サラッ((髪撫
桃
水
俺はほとけに優しく布団に寝せられ、子守り歌を聞いている…。
この状況なに??
でも意外と上手いんだよな
小さく呟くような優しい声はこうしてると子供の頃に戻ったみたいで懐かしい
水
確かに、こんなのもたまには、悪くない…かも
桃
水
桃
…おやすみ
水
規則的に彼の肩が動いているのを見て、ちゃんと眠れたんだな、って少し安心する
ないちゃんは頑張り屋さんだから
いつも頼み事を聞いたり、色んな会の幹事をしていたり… 見ているこっちが心配するくらい
水
最近特に忙しそうだなって思ってたから実力行使で寝せて良かった
…万が一にでも倒れちゃったら僕は、何にもできないから
最悪の想像をしてしまう自分の考えを慌てて振り払う
水
チュッ
桃
昔、何処かで聞いたような良く眠れるおまじない
ないちゃんが起きてたら恥ずかしがりそうだな、なんて少し笑ってしまった
水
君の幸せを願って