BL注意
カイ
カイ
鬼花
カイ
あとでカルルに礼を言わないとな
鬼花
カイ
鬼花
鬼花は負荷をかけないように、ゆっくり俺の体を上げた
屋上に着くとルミが涙を流しながら、俺に近づいてきた
ルミ
その声は震えていた
カイ
俺はルミにひと誤りした
当然ながらルミはそれを許してくれなかった
ルミ
ルミが何がを言いかけた時
鬼花がそれを遮って、こう言った
鬼花
鬼花
カイ
そうえばネロさんの姿が見えない
逃げたのだろうか
鬼花
鬼花
そう言って鬼花はどこかに行ってしまった
屋上にには俺とルミの2人きり
俺は気まづくて何も言えなかった
10年も今も迷惑をかけてしまった
そう思うと話す気になれなかった
ルミ
そんな空気の中、ルミが口を開いた
ルミ
ルミは力強くそう言った
カイ
もうこれ以上…迷惑をかけてられないからな
あれから1週間が経った
ネロさんはあの日以来
学校に来なくなった
でも俺はそのことを気に留めなかった
俺には
アイツに伝えたい事があるから
ルミ
カイ
カイ
ルミ
カイ
勇気を振り絞って俺はこう言った
カイ
ルミ
あの日に惚れた
俺を守ろうとしたルミの姿に
ルミ
アイツは泣きそうな顔をした
カイ
ルミ
END
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