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バン、…ッ゛!!
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なんで、お前が
なんでお前が、泣くんだよ。
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そう、だけど
…………でも、
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お前に暴言吐いて
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お前を傷付けまくって
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そうやって
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お前を死に追い込んだ時も
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赦してほしくて…………っ゛、
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《 〜〜〜〜〜、!笑
《 …………!!、
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毎日毎日病院に通って、
ずっと病室の扉の前で話を聞いてた。
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もう、戻れないのに。
もう、傷は癒やせないのに。
もう、どうしようもないのに。
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愛されたいと願えるほど皆んな綺麗じゃなかったのに
皆んな誰かを傷付けた。
ずっとずうっと苦しめて、
互いに殺し合ったのに、
今更になって『誰が悪い』だとか、
そんなの、わかってるのに。
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だからずっと、
苦しかったんだよ。
こんなの俺が一番言っちゃいけないのに、
本当に苦しくて。
『 裁いてくれる人がいない 』
『 裁いてもらえない 』
『 裁く価値すらない 』
名前すらつけてもらえなかった悪意は、
罪悪感に姿を変えて、ずっと俺を蝕んでる。
だからせめて、贖罪を…っ゛、
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俺を、兄さんって呼んで。
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あぁやっぱり、
物分かりが悪いところは全く変わってない。
そう、確か昔も、
俺が一緒に教えてやってたんだっけ、。
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……それだけで、充分だよ。
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数え切れない嘘ばかりで、
偽りの心とわかったのに。
それでも全てを愛してくれる貴方のせいで、
それでも優しすぎる貴方のせいで、
あぁ、ほら。
こんなにも息が苦しい。