メリーちゃんの過去編ずっと書きたかったから予定よりちょっと早く書きます
まあ、、許してください
それでは行ってらっしゃい!
メリー
メリー
メリー
メリー
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メリー
全員
もういつか分からないくらい前。
私はとある貴族の所で作られたわ
子供
子供
母
子供
作られた頃はまだ、持ち主は凄く若かった。2桁にも及ばない年だったわ
最初は大切に、大切に扱われた
人形遊びにも使われたし、どこに行くのも一緒だった
ただ、子供はいつまでも子供ではなかった
子供
子供
子供
子供
持ち主が15歳になった頃
大切に扱われた頃とは真逆に、汚くなった私を邪魔者のように扱ったワ
視界に移る位置に私があるようになると
毎回部屋の隅に投げられた
持ち主のストレスが溜まるとそのストレスを緩和するために
何度も何度も、壁に向かって私を殴り続けた
思春期真っ只中の少女に癇癪を抑えろというのは難しいけど
でも、悲しかったし辛かった
喋れないけど感情はあるから
腕の1部から綿がむき出しになるくらいにボロボロになった頃
体を掴まれ、どこかに連れて行かれた
私には行く宛が何となく分かってしまった
子供
やっぱりそうだと思った
近くのゴミ捨て場に私は捨てられた
体中、ホコリと泥まみれになった
今すぐここから抜け出したかった
でも、自分で動くことすらできない
いつも、1人きりの夜を過ごした
僅かに残る温もりを望みながら、何年もそこで過ごした
その内、私は拾われた
今度は、貧乏な家族だった
その家庭には、とにかくお金が無かった
娘の誕生日のプレゼントを買うためのお金もないため、私を拾った
でも、何年も泥を纏った私を娘はあまり喜ばなかった
数年後、またすぐに捨てられた
もう、何度捨てられたんだろう
わからない
なんで捨てるの?なんで酷く扱うの?
なんで?なんで?ねぇなんでよ?
わたし、ナァンニモ悪いコトしてないよ?
ただ、ココに生まれただけナノに
ずっと大切にしてよ
憎い、嫌い、もう信じない
もしこの世に本当に悪があるなら
悪は人間だって思った
この感情が大切なんだって。人間に復習するまで私は壊れないって思った
その感情のおかげで、私は動けるようになった
そこから私は
私のように人間に恨みを持つ人形を支配下に置いた
人形
メリー
メリー
人形
私と同じ境遇だった人形に、人間同等の力を持たせた
人形
メリー
そんじゃそこらの魔法も使えない人間には、勝てるくらいの力を与えた
その時期に、私は魔法を取得。
何十年も人間の恨みを積もらせながら魔法を考え、自身で生み出した
次第に魔力は強くなった
魔法使いと対等に戦えるようになった
人形の魔法使いというのは、とても珍しい
魔法使いが集う小さな集落で私は目をつけられた
その集落にいた魔法使い20人は私に攻撃を仕掛けた
人間に負けないという信念で私は集落を崩壊させた
そこから、その集落の崩壊を不思議がった魔法使いが攻撃をしてくることがあったが
いずれも勝つ事が出来た
そうやって戦う内に実力をつけた
もっと強くなって、人間に復讐する為に努力した
魔力を高める為に、私は数百年前、ココに訪れた
その時に出会ったのが
ぷりだったワ
pr
メリー
初めはとても力があるようには見えなかった
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メリー
メリー
メリー
容易に勝てると思った
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メリー
pr
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pr
メリー
メリー
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絶対に勝てると思ってた
pr
メリー
でも違った。凄く強い。
技の避け方、防御魔法の使い方、身体能力共にずば抜けていた
対して私は、身体能力は劣らないもの
この小さな体じゃぷりほど器用に魔法を扱えない
初めて負けという文字を考えた
pr
pr
メリー
嘘だ。本当は魔力の消費のせいで今にも倒れそうだ。
メリー
それでも
メリー
こいつには勝ちたいと心から思った
pr
メリー
体内の力を全て魔力に変える
pr
どれだけ疲れても、辛くても。
負けたくない。
pr
メリー
今出せる全速力で相手を惑わす
そうすれば勝機はある
pr
pr
メリー
pr
メリー
pr
メリー
メリー
取った。私の勝ちだ
この速度でこの技を、避けられるものなら避けてみろ
pr
pr
pr
あ、焦ってる。
メリー
それでも容赦なんてしない
メリー
…え?
pr
嘘でしょ?まだ立ってる
メリー
こいつはほんとになんなの?
メリー
pr
メリー
pr
その瞬間、私は思った
これは絶対「負けた」って
pr
pr
メリー
pr
メリー
なんで殺そうとしないの?
なんで浄化技なんて出すの?
こんなの…完敗じゃない
pr
メリー
メリー
pr
pr
メリー
メリー
メリー
pr
この事を話すと涙が溢れそうだった
でも、話さなきゃ行けないから
事情説明中
メリー
メリー
メリー
もう恥じらいなんてなかった。私はボロボロ涙を流した
pr
pr
突然の言葉に戸惑いが隠せなかった
メリー
メリー
メリー
メリー
違う。違うよ。こんなの本音じゃない
pr
pr
メリー
本当は誰かに
pr
pr
pr
メリー
メリー
ただ……!
pr
pr
メリー
pr
必要とされたかっただけなんだ
捨てられたくないって言うわけじゃない
ただ、私を飾りたいって
私をベットに置きたいって
私を出先に連れてきたいって
私が嬉しがることをしたいって
そうしてくれた時のように
私を必要として欲しかったんだ
何故か分からないけど
この人ならそう思ってくれるって
私を必要としてくれるって
私は信じた
pr
pr
pr
pr
真剣に魔導書をめくって何かをよんでいる
pr
pr
本当になんも名前が思い浮かばなかったんです。(By主)
メリー
メリー
メリー
メリー
pr
メリー
メリー
pr
メリー
pr
メリー
pr
メリー
それからというもの
日々魔法の修行、練習の日々
私の力がだんだんと、また強くなっているのがわかった
ただ、嬉しかった
ぷりとも、前よりさらに互角に戦えるようになった
凄く…幸せになれた
前の汚く、恨みばかりの人形である私を変えてくれた
ココにずっと居たいって思えた
よく喧嘩するし、噛み合わない時もあるけど…
心から、この人の弟子になって良かったと思う
コメント
2件
ぷりちゃん、優しい…✨️ メリーさんもツンデレっぽいのが いいなぁ…(いや、私キモくねW)