コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
カイ
一体どれだけ走っただろう
とにかくネロさんから、逃げたいという一心でずっと走っている
どれだけ息を切らそうと、転んでも
ネロさんから逃げたかった
だが、このまま走っても体力が切れ
ネロさんに捕まる可能性がある
どうしようと悩んだ時
希望が見えた
カイ
俺は藁にもすがる思いでそこに向かった
カイ
鉛のように重い足を動かし、目的の場所に着いた
ここは、同じ部活の後輩の家だ
1週間前、大会で優勝祝いのパーティをした時にここに来ていた
だから俺は場所を知っていた
インターフォンを鳴らし、後輩を呼んだ
カイ
カイ
俺はその名前を大声で呼んだ
ガチャっと鍵を開ける音がした
ドアから出てきたのは
???
メガネをつけたショートの女の子が出てきた