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嫉妬深い君に餌付けを
🐑×🍪
ある光景を舐めるように見つめる
段々口の中が空気で埋め尽くされてゆく
e/t
恋子が声を上げ口元を手で覆い隠す
h/r
傍から見たらカップルかように話し合う
e/t
話が終わったのか、お互いほぼ同時に席を立つ
恋子は机にあるバックを持ち、何処かへ行くようだ
私の視線に気が付いたのか、それとも元々気がついていて、わざと無視してたのか、こちらを見つめ、爽やかに微笑む
誘うかのように廊下に続くリビングの、扉へと足を運ぶ。そして扉を開き、廊下へ入り、扉を閉める
n/a
私はその光景を無言で見つめ続ける
ふと横を見ると隣に座ってる難しそうな本を読んでいる拓斗が居る
m/f
私の真顔で見つめる視線に気が付き本を閉じ身体を此方に向ける
n/a
私は1呼吸し、畳み掛けるように場にあってない大声で伝える
m/f
声質から察するに嘘だ此奴。絶ッ対見てた。
私知ってんだからなちょこちょこ気まずそうに前向いてたの
m/f
不貞腐れて無言で見詰めていると結構でかい溜息を付き、優しく背中を叩いた
m/f
いや、お義母さんか、そんな突っ込みたくなる気持ちを抑えつけ、生き良いよく立ち上がる
1歩、また1歩、踏み締める様に歩き廊下に続くリビングの扉を開く
右に周り、そのまま真っ直ぐに歩く
一番奥にある扉を開き部屋へ足を運ぶ
清潔感のある部屋に入り前に居る彼を見つめる
ベットに座り、なにか本を読んでいる
h/r
知ってる癖に。私が頬を膨らませると、少しばかり笑い、手を広げる
私は衝動のまま彼に近ずき彼の行動に応える
彼の手が背中に周り、私は彼の胸に顔を擦り付ける
h/r
静かに泣いてる子供を慰めるような優しい声が耳を支配する
n/a
私はわざと声のトーンを下げ、以下にも怒ってますというように演じた
h/r
思い出したのか、それともあしらったのか、分からずじまいだ
返事には応えず無言で顔を擦り付ける居ると、上から微かに笑い声がし、背中を優しく叩く
n/a
私が言った通り、これが初めてでは無い。数ヶ月前から、週に一回くらい、このようなことが起きる。
その度に私の好きなチロルを餌付けかのように口に突っ込まれる。
まぁ、最初の方はそれで許した。
h/r
何かを考えているのか、彼も無言になる。
突然右からゴソゴソ何かを漁るような音が聞こえ、またあれかと不貞腐れていると案の定、彼が私の顎を優しく持ち上げ、彼の視線とあう
その目はトロンとしていて、優しく、色気があった
私が目を瞑り、口を開けるとまた彼がかすかに笑い
優しくチョコを口の中に入れた
甘いチョコが動かす度に溶け、飲み込む。
h/r
食べ終わったタイミングを見計らったそう囁く
n/a
彼の視線を遮り、目だけ机の方を見つめる
h/r
そう笑い、無言になる
机には、彼のスマホが置かれており、その横にはお菓子の袋(私専用)が置かれてある。
勉強道具は無いんだ、そう思っていると耳元に息がかかる
n/a
不甲斐ない声を上げ、驚いて彼を視線を戻すと彼の顔が明らかに近くなり
勢いよく目を瞑る。そうすると口に生暖かい彼の口が合わさり、驚いて少し開いた口の中に彼のベロが滑り込んだ
歯の裏側をなぞるように動き、私の舌を優しく触り、動く。その度に水音がなり、私を興奮させる
鼻の息の仕方を忘れ、口からの息を求める為、彼の胸を少し乱暴に叩く
そうすると口の中に動いていた舌が離れ、口が後ろに下がる。
銀の糸が私と彼の赤い糸かの様に繋がる
銀の糸が彼によって啜られ、外れる
n/a
赤ん坊の様な言葉を発し、あたふだして居ると彼がまた笑い
h/r
眉を下げ、少しばかり口角を上げる彼に口を開く
n/a
そう顔が真っ赤になりながら呟くと笑い、
h/r
そう言い私の背中を優しく叩いた
嫉妬深い君に口付けを
𝑒𝑛𝑑