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俺は小さい頃、親を梵天に殺された
奏多
そんな事どうでもよかった
親の顔すら覚えてなかったから
マイキー
俺はここで暮らすことになったらしい
蘭
竜胆
蒼
奏多
奏多
俺は気づいたら目の前にいる男に釘付けになっていた
奏多
その男はにこりと笑った
それから俺の梵天での生活がはじまった
奏多
蒼
どこか寂しげなあの目が俺を夢中にさせた
あの人にもっと俺を見て欲しい、その目で
だから熱を出した時、期待したんだ
あの人が俺を心配する姿が見たくて
でも結果は違った
蘭
奏多
皆が俺に対する接し方が変わった
同情するような優しい声
俺はそれが大っ嫌いだった
蒼
あの人はもっと悲しげな目をするようになった
奏多
そんな目をしないで
俺をみて
俺はあの人と仲良くなりたくて勇気をだして話しかけた
一緒に任務に行ったり仕事を教えてもらって
少しずつ距離が縮まった気がした
でもわかってた
マイキー
蒼
奏多
あの人が好きなのは俺じゃない
そんなのつまらない
だから俺は決めたんだ
書類に書いてある人数を上書きして
奏多
蒼
奏多
奏多
蒼
ごめんね蒼
裏切り者は俺だったんだ
バレたらヤバい事になるのはわかっていても
俺を見て欲しかったから
だからお願い
みんなに嫌われて……
蒼
マイキー
奏多
俺の物になって