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それから僕のいじめはパタリと無くなった
いじめっ子達は1週間は学校に来なかった
復帰したかと思えば普通に生活し始める
僕に文句をつけてくるわけでもなく
僕に謝ってくる訳でもない
ただそんな生活が心地よかった
僕は毎日お昼休みになると音楽室に向かっていった
がちゃっ
ドアが開く
hlt
ryok
hlt
最近は僕に敬語を使わなくなってきた
嬉しい
仲良くなってきた証拠みたい
ryok
hlt
ryok
hlt
ryok
hlt
1日1回は伝えてくる「好き」
彼は「Love」のつもりなのかな
「Like」のつもりなのかな
僕はその光景に慣れていってしまったんだ
ryok
hlt
hlt
ryok
僕は彼のことをどう思っているのだろう
自分の気持ちが分からない
ただの仲がいい「後輩」?
なのかな
僕が考え込んでいるとドアが開く
mtk
二人の時間は終わる
次の日のお昼休み
僕は2階にある美術室に忘れ物をした
なので音楽室に行く前に取りに行こうと階段をおりた
階段をおりるにつれ話し声が聞こえる
hlt
ryok
ryok
そう思い片方の人が見えるように階段をおりる
ryok
そこに居たのは美人の女の子
ayk
そういい滉斗を叩く
hlt
ボディタッチをされて笑う滉斗
女の子がうざいって愚痴ってたのに
サラサラな黒髪でミディアムヘア
いかにも元気!!って感じの女の子
僕とは正反対
そりゃあ滉斗だって女の子と関わる機会はあるし
彼女でもない僕がとやかく言うのはおかしい
おかしいけど...
泣きたくないのに涙が溢れてくる
ryok
僕滉斗に恋してたんだ...笑
なんでもっとはやく気が付かなかったんだろう
僕は忘れ物なんて忘れて降りてきた階段を駆け上がる
そして音楽室へ逃げた
ryok
今更悔やんでも遅い
滉斗は沢山僕に思いを告げていてくれたのに
答えなかったのはこの僕
そんなの飽きられて当然だ
もういい
忘れよう
嫉妬も
この感情も全て
がちゃっ
ryok
mtk
ryok
ryok
僕は涙を拭って元貴を見る
mtk
mtk
さすが元貴
よく気づく
ryok
ryok
ryok
ryok
ryok
ryok
元貴は何かを察したのかびっくりした顔をした後答える
mtk
ryok
mtk
mtk
mtk
ryok
mtk
mtk
mtk
mtk
ryok
mtk
次の日の昼休み
僕は昨日と同じ場所にいた
そこには滉斗と綺麗な女の子がいる
そこは2人の定位置なのかな
僕はその子ににかなうとは思っていない
でも
恋しちゃったんだから
可能性に掛けないと
僕は元貴に教わったことをそのままやってのけた
僕は滉斗に後ろから抱きつく
hlt
ryok
hlt
hlt
「抱きついたらこういうんだよ」
ryok
「って」
「そういえばわか...その子なんてイチコロだよ笑」
僕がそう言うと2人とも固まっている
やっぱり図々し過ぎたんじゃない、?
彼女でもないし...
あああああ嫌われた
ただでさえ離れていってるのに
ryok
気まずい空気に耐えられず抱きついた体を離そうとすると
滉斗が離れないように僕を抱き返す
hlt
hlt
ayk
hlt
ryok
ayk
ayk
ayk
ayk
ayk
ayk
hlt
hlt
ayk
ayk
ayk
ryok
hlt
ryok
僕勘違いして突っ走っちゃったーーー!!!
もー!!ばかばか!!
いとこと喋るとか当たり前じゃん!!
なにしてんの?!
ryok
ryok
hlt
hlt
ryok
hlt
hlt
hlt
hlt
hlt
ryok
ryok
ryok
ayk
hlt
え..まって?
ryok
hlt
ryok
hlt
え?元貴誰のことかわかってなかったの...?
謎に思っていると後ろから誰かが吹き出した声が聞こえた
mtk
hlt
ryok
ryok
mtk
ayk
hlt
今日も平和だ