俺はチャイムはなると同時に 目元ペンを持ち 、立ち上がった 。
でも 、少しだけ怠さが 差し掛かった 、
あぁ 、構内案内か 、
そう思うと気が遠のく 。
不意に 、左隣を見ると 、既に同級生と仲良くなっているおらふくんが目に映った 。
✎ _ 同級生
✎ _ or
✎ _ or
すごいなぁ 、と声がぽつり零れそうになる 。
声は出ないけど 、w
俺なんて 、… 壁作ってばっかだよ 。
まぁ 、いんだけど 、
それが俺が自分を守る為のやり方 。
そう 、思い込もう
__ って 、校内案内 、
邪魔するの申し訳ないな 、と思ってしまったけれど 、
行くもんは行かなきゃいけない 。
… そうじゃないと “ 優等生 ” じゃなくなるから …… ッ
ただの約束が守らない人になるだけ 、
うん … それだけ 、
そんなこと考えていたはずなのに 、頭より体が先に動いていた 。
ちょんちょんとおらふくんの肩を叩く
✎ _ or
俺は急いて紙に
✎ _ qn
✎ _ qn
と 、頑張って言葉を紡ぐ 。
✎ _ or
✎ _ 同級生
✎ _ or
俺はその言葉に一瞬の疑問が頭に浮かび上がる 。
疲れた 、?
そんな 、しょっちゅう あるみたいな …
✎ _ qn
✎ _ or
おらふくんは寂しそうな笑顔が浮かんだ 、
触れじゃいけない話だったかな …
✎ _ qn
✎ _ or
俺は胸をそっと下ろす
それからみっちり 、残りの時間で校内案内をした
そして 、最後に来たのは ……
屋上だ
今は 、秋って言っても 、冬の寒さで 、
冷たい風が頬を撫でる
✎ _ or
これを聞いて俺は
✎ _ qn
筆談ではなく 、「 うん 」とでも言ってるように頷いた 。
本当 … ッ 屋上って静かだ
✎ _ or
✎ _ qn
来た
来ると思ったよ … ッ
俺が描いた答えは一つ …
✎ _ qn
✎ _ or
おらふくんは申し訳なさそうに笑う
俺は慌てて 、
✎ _ qn
と 、書く
何となく 、気まずい空気が流れている中 、
沈黙を破ったのは …
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コメント
2件
とんでもないパスが来たw