/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
いつもの注意です ▼
注意事項は1話参照
※名前・名称やファンマ等をそのまま表記せず、 伏字でお願い致します。(桃、🩷等)
🩷
突風をまともに受け、海側の方へ踵を踏み外し、 背中から落ちそうになる。
やばい、と思った時、 俺の繋いだ左手を思い切り引っ張られた。
💜
俺が膝を曲げていることによって、 紫原の胸の中にスポッと収まる俺の体。
片耳が紫原の胸に当たっている為か、 鼓動の音が鮮明に聞こえる。
鼓動が早い。
焦ったからか、密着している為か。
紫原は多分、前者
怪我ない？と俺を心配そうに見る彼。
大丈夫と答えるといつも通り、 夕焼けより眩しい笑顔で良かったと俺の頭を撫でる。
さらに鼓動が早くなるのが分かる。
繋いだ手をそのままに、再び歩きだす彼。 繋いだ手に引かれ、俺の足もつられて動く。
彼は俺の寿命を弄ぶのが好きらしい。
帰り道、運が良く人とすれ違うことが無かった為、 俺の家までずっと手を繋いで帰った。
毎回毎回、俺の家まで送ってくれる紫原。
駅からは反対方向だから、 駅で解散でいいよって言ってるのに...
「俺が桃瀬と一緒にいたいから」って、 駅で解散したことなんて1度もない。
ちょっとでも長い時間一緒にいたい気持ちには同感だけど...
あ！
俺が紫原を家まで送ってあげればいいんじゃん！
帰り道暗いと危ないしな！
心の中で次はそうしようと意気込む俺を見て、 紫原は不思議そうに俺を見ている。
💜
🩷
💜
うっ...
そう言われると...
🩷
彼はフッと笑って、俺の髪を触る。
🩷
まだ直接目を見て言うことは出来ないけど、 それでも、紫原が伝えてくれた思いに俺も応えたい。
🩷
言ってみたものの、 少し怖くなりチラッと紫原の顔を確認すると、 目を丸くして、夕焼けに照らされているにも関わらず 顔が火照っているのが見えた。
YesかNoの返事はなく、 行動として代わりに優しく抱擁してくれる。
🩷
💜
ドクドクと脈打つ。
今日はやけに周りが静かで、 胸に耳を当てなくても心臓の音が分かる。
俺の鼓動よりも早く、紫原の音も分かる。
もしかして、俺と同じで 紫原も後者の気持ちもあったのかも、と少し嬉しくなる。
俺も今日、紫原に色々嫌な思いさせちゃったからな...
俺も抱きついてきた紫原の髪を撫でるように触る。
それに応えるように、紫原の俺を抱き締める力が強くなる。
この温もりが永遠に続けばいいのになんてのは我儘。
でも今この時間、この温もりは俺だけのものだから__
前髪を触る心理 一般的に知られている意味 ▼ 誰かに甘えたい。 照れ隠し。 誰かに好意を寄せている。
髪を触る心理 一般的に知られている意味 ▼ 恋愛感情のアピール。 心の距離感を縮めたい。 安心感を与えたい。 信頼関係を築きたい。
らゔ
らゔ
コメント
6件
もう、天才………✨️仕草で気持ちを表現するのはもうプロの業なんよ…… 今回も最高でした✨️続きが楽しみです！
桃桃が紫くんを遅れる日は来ないと思まs（（
最高すぎました！！ いつも楽しみに待ってます♪ 頑張ってください♡
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ