グルッペンという男は
この研究所に入れるのは
"能力者のみ"と言われた
sho
ぉ……俺に…能力なんて……
gr
なんだ…自分で自覚をしていないのか……
gr
ならば聞こう、シャオロン……お前はなぜ首を切ったのに生きているんだ?
sho
そ、…れは……、
gr
それはお前の能力じゃないのか?
gr
そうだな……まだ会ったばかりで詳細は分からないが、不死身……と言った所かな
なんやねん………それ
それじゃ……俺
一生死ねへんやん……
gr
………
gr
この研究所には、俺含め14名が居る
gr
一度会ってくると良い、同じ能力者達に触れれば
gr
自分の能力についても分かるはずだからな
俺はグルッペンの部屋を出て
部屋の前にいた
医者だと思っていた男に聞く
sho
なぁ……アンタも能力者……ってやつ…なんか…、?
やっぱり、こんなの嘘なんじゃないのか?
現実にそんな能力者なんて、
居るわけなくないか??
si
ぁ、グルさんに聞いたんだね
si
あらためまして、僕の名前はしんぺい神
si
能力は治療……一応、精神干渉もできる
sho
……嘘…ちゃうんですか……、?
そんな能力を持ってる人になんて……
俺は一度も会ったことはない
si
嘘じゃないよー?
si
まぁ、能力者は全世界に両手で数えれる程度にしかいないし
si
嘘だと思うのも分かる……俺も自分が能力者だって知らなかったし
sho
え?……知らなかったんですか?
si
当たり前だよ!なんなら能力持ってたら俺自慢するよ??
si
………まぁ……能力者だって気づかれて……この研究所……政府に捕まったんだけどね
ということは……
俺もその政府に捕まった?
なんで……?
まさか……グルッペンも言ってた
不死身の能力があるから……?