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君は"もう治すのは不可能な状態だ"と言われた。
"それ"を教えてもらったのは6日前のことだった。
"ごめんね、早く伝えられなくて"
なんでそのことを早く言ってくれなかったんだ。
そう泣いて縋りたかった。
でも、俺はできるはずもなかった。
だって、この世で一番大切な人なのだから、
そんな格好悪い姿見せるわけにもいかない。
君には最期が来た時にも
心からの笑顔でいてほしいから。
あの時君は、
蒼
そう笑ったから、阿呆な俺は
赫
と、悲しくもあり、少し安堵もあった。
しかし、事態は急変し今では入院している。
弱々しいその姿に胸が痛む。
俺がお見舞いに行くと、必ず
蒼
蒼
と、言う。
日に日に弱っていく彼女の姿を見て、
俺は不甲斐なさ、無力さを感じている
そんな俺たちの物語___。
主
主
主
主
主
主
主
主