庭 。 と言ったが 僕は すっかり 遠い 所まで 歩いてきてしまった 。 もうこのまま あの家に帰れなかったら あの人と。
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会えなくなっちゃうのかな っ … 、
音は聞こえないが 地面 で ゆさゆさ、 ゆさゆさ と 揺れる 雑草だけは。 この世の何よりも美しく 、 儚く 、 綺麗に見えたんだ 。
そうすると トントン 、 と何度も 僕の肩に触れる何かが後ろから近づいてきていた。
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ねえ っ !
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わ っ … 、
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庭 にいなかったから びっくり しちゃったよ っ 〜 、、 笑
僕は もうそろそろ 口元だけでもわかるようになってきている気がした。
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今は … 、 君の 言ってることが 。 分かる。
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んも っ … 、 君じゃくてさ 。
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俺 、 若井滉斗 !
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わかい っ … 、 ひろと 、?
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そうそう っ !
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わかい っ …。
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で 。 君 は?
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僕 、 大森 っ …! 大森 元貴 、
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元貴か っ 、! いいねいいね。
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何歳なの っ 、?
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今 、 27だけど … 。
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嘘は 良くないよ 〜 ? 笑
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え っ … 、 ? ほんとだよ 。
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うえ っ …!? 同い年 、?
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だめだったかな っ … 、
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ならもっと仲良くなれそうだね っ !
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え っ … 、 う 、 うん !
今日は 若井と 空が 暗くなるまではここで話してたんだ。 暗く 、 暗く なるまで 。