笑顔の仮面が取れるまで

これは私が心の底から 笑えるようになるまでの物語

あの人たちがいなければ 私は笑えてなかったと思う

数ヶ月前

最初は認めてもらう為に努力してた けどそれが段々と 当たり前になっていった

テストがある度に毎回期待されてきた

学校でもそれは当たり前だった

まただ

またこの言葉

また言われた "頭がいい" "問題が簡単"

そんなわけないじゃん 私も努力して頑張ってるんだよ なのにそんな簡単に言わないでよ… お母さんもお父さんも先生も皆も もう少し私の努力に気づいてよ…

そんな時だった 私が情緒も不安定になってきて どうでも良くなってきた頃に あの人たちが現れた

" 作り笑いやめたら？ "

初めてだった あんなこと言われたのは

最初は何がなんだか分からなかった けど助けて欲しいと思っていた 私はその人の言葉に頷いた

その人がその時に見せてくれた笑顔は とても優しい笑顔だった

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