水
let's go!
クライマックス:想いを告げる(上鳴電気side)
事件が落ち着いた夜、寮でふたり。
上鳴 電気
たまらなくて、正直に弱いとこまで吐き出した。
楠野 藍
藍が真剣な目で俺を見る。その視線に、胸が跳ねた。
楠野 藍
藍の声が震えて言葉が途切れる。その手を、今度は俺の方から握った。
上鳴 電気
藍の目に涙がにじみ、その顔を見て、あふれそうな幸せに胸がいっぱいになる。
楠野 藍
ふたりで笑い合ったとき、夜空の星なんて目じゃないくらい、藍の笑顔が輝いて見えた。
エピローグ:新しい明日へ
上鳴 電気
楠野 藍
もう、俺たちの距離は絶対に離れない。 藍と肩を並べて歩く。
藍はちょっとだけ、俺の歩幅に合わせて寄り添ってくる。
これからも、ずっと。 一番近くで、藍と――
“好き”も“ヒーロー”も、ふたりで分かちあいながら生きていきたい。
水
水
水
水
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