8番出口

ゴトンゴトンと一定のリズムを刻んでいる電車は、🇨🇳を睡魔に誘った

必死に睡魔と戦う🇨🇳は やがて夢の中へ入っていた

そこには何も無い世界が広がっていた

何も無いといっても　🇨🇳から見た所は真っ暗だった。が、

※誘導用電子チャイムの音が微かに聞こえるのを頼りに音のする方へ歩いていった

※誘導用電子チャイムとは…地下鉄や電車のホームなどから流れてくる「ピーンポーン」という音の事である。

とりあえず、🇰🇷を探す事にした。

8番出口のルール

ひた、ひた、と自分の足音。 コツコツコツ、とおじさんの足音が交錯する

と、嘆いている時だった。

後に気配を感じた🇨🇳は 恐る恐る振り返る。

そこには、笑顔でコッチを見ているおじさんがいつの間にか背後に迫っていた。

と、その時だった！