セル・ウォー
「う…うぅ…」
(頭の中がふわふわする...)
ファーミン
「あ、セルおきた」
セル・ウォー
「あ…ファーミン様おはようございます…」
デリザスタ
「起きるの遅すぎー」
セル・ウォー
「う…申し訳ございません。」
デリザスタ
「てかさーセル坊、俺っちの膝の上に乗ってる本どけてくんねェ?
兄者に媚薬盛ったのバレて石抱責されてんだよねー」
石抱責とは
大昔の拷問の一つで、
どんどん重い石をひざに積み上げるというキツい拷問である。
ドゥウム
「起きたんだな、セル...」
セル・ウォー
「おはようございます、ドゥウム様ーー」
その瞬間ソファーに起き上がろうとすると
足に力が入らず床に倒れそうになる
セル・ウォー
倒れそうになった瞬間ドゥウムに支えられて
お姫様抱っこでソファーに座らせられる
「あ…ありがとうございます」
ドゥウム
「いや、いいんだ」
ドゥウム
「その...、昨晩はすまなかった…💦」
セル・ウォー
「いえ!薬盛られてたんですからドゥウム様のせいじゃないですよ💦」
ドゥウム
「そう言ってもらえるとありがたい...」 ( ︾▽︾)
ドゥウム
「ここに来てから疲れただろう、私が朝食を作るから休んでくれ」
セル・ウォー
「は...はい!ありがとうございます...」
デリザスタ
「初々しいねェ~~」
ファーミン
「そりゃあ昨晩s」
ファーミン
「なんで…」
ドゥウム
「もう少し反省しろ」
デリザスタ
「俺っちはどっちかって言うと被害者なんだけど…」
ドゥウムが朝食を持ってきて
デリザスタとファーミンの縄をほどく
ドゥウム
「反省したか?」
ファーミン
「ん」
デリザスタ
「したした~」
ドゥウム
「はぁ…まったく...」
セル・ウォー
「いたたたた…」
(なんだこれ、腰がものすごく痛い...)
ドゥウム
「少しじっとしてくれ」
セル・ウォー
「?」
セル・ウォー
「あ…あの自分で歩けますからっ…!///」
ドゥウム
「お前に無理をさせたくない…」
セル・ウォー
「わかりました...」
デリザスタ
「よ~し、さっさと出てパーリーすっかァ~~」
デリザスタ
「は…?」
ドゥウム
「デリザスタ、どうした?」
デリザスタ
「開かねー…」
セル・ウォー
「でも条件を満たしたはずでは…」
ファーミン
「お前ら昨日ちゃんとヤッたの?」
ドゥウム
「私はあまり思い出せないが…多分」
セル・ウォー
「あの…すごい嫌な推理ができたんですが…」
デリザスタ
「セル坊言ってみ~、つまんなかったらブっ殺すからなァ~」
セル・ウォー
「ファーミン様が見つけた手紙は一つだけではないのでしょうか…?」
ドゥウム
「つまり全ての手紙を見つけて
条件を達成しなきゃ出られないということか?」
セル・ウォー
「多分ですが...」
デリザスタ
「えぇ~~~メンドクサァ~」
ファーミン
「まず探すところか...」
セル・ウォー
「そういえば、昨日の手紙はどうしたんですか?」
ドゥウム
「たしかここに置いてあったはずーー」
ドゥウムが手紙を見ると
紙が燃えたように焦げていて触っただけでボロボロと崩れる
ドゥウム
「なんだこれは…」
デリザスタ
「先に言っとくけど俺っちたちはなんもしてないからねー」
ファーミン
「僕もやってないからな」
セル・ウォー
「もしかして条件を満たすと紙が燃えてなくなるとか?」
ドゥウム
「なるほど...」
デリザスタ
「とにかく次の手紙を見つけてさっさとでようぜェ~」
ファーミン
「見つけた」
デリザスタ
「はや」
セル・ウォー
「いつのまに…」
ドゥウム
「その手紙どこにあったんだ?」
ファーミン
「タンスの裏」
ドゥウム
「よく見つけたな...」
デリザスタ
「んじゃ中身を見るぞ~~」