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空は青いだとか,
草原は緑だとか,
私たちの生きてる世界には〝色〟があるらしい。
でも、そんな〝色〟を私は知らない。
1日目 「君の瞳が光なら。」
シラ〜
シラ
私の名は,蒼乃シラ。
あること以外は特に変わりのないごく普通の 高校2年生だ。
シラ
すぐに下に降りてきてね~
シラ
シラ
シラ
シラ
コンコンッ
母
シラ
シラ
母
母
シラ
母
シラ
私の世界では〝灰色〟なのに。
シラ
母
シラ
母
シラ
私は生まれつき目の障害?で 目に彩度がない。
全て,白黒灰で創られている世界なのだ。
そんな世界が大ッ嫌い…w
母
シラ
母
あぁ。もう良いよ。
誰もお母さんのせいなんて思ってないって。
母
シラ
母
母
シラ
友達と離れ離れになりたくないなぁ。
別にもう、色が見えなくたって良いけど…w
でも、そんな潤んだ目で見てくるお母さんの 期待を裏切るなんてできないよ。
シラ
シラ
シラ
シラ
シラ
私はあの話から3日後,東京に引っ越した。
先生
jp
わぁ、なんて元気そうな人なんだろ。
シラ
jp
jp
シラ
jp
シラ
jp
シラ
シラ
jp
シラ
先生
jp
シラ
__________________
先生
jp
なぁ、jp!
おまえ、数学のテスト勉した?
俺はやってねぇ…w
jp
大丈夫なわけねぇだろw
シラ
jpの周りにはいつも人がいる。
いわゆる、〝人気者〟ってやつ。
色がない私の瞳でさえ、jpの周りにはいつも明るい色が見える
ような気がする。
シラ
jp
シラ
jp
シラ
そんな、皆に気遣いできる人気者が私のこと、
〝好き〟って言ってくれるはずないよね…w
jp
シラ
ほら、またキミはそうやって私を好きにさせる。
シラ
君に
恋しちゃうじゃん
jp
シラ
気づけば次の日になっていた。
時間が経つのは早いものだ。
jp
jp
シラ
jp
シラ
jp
jp
jp
シラ
緑…?jpの髪色って何色なのか分かんかない…。
jp
jp
シラ
カッコイイとしか言えない…。私だって、もっと褒めてあげたい。
________________________
放課後
シラ
シラ
jp
シラ
jp
jp
シラ
〝色が見えない〟
それだけで、昔から差別や同情の目を向けられ、 気を使われ
普通と違うように扱われてきた。
それが嫌だった。
〝私は普通じゃない〟
なんて、嫌でも思いたくなかった。
だからこそ、誰にも言いたくない。
けど、この人には言ってもいいのかも知れない。
なんて、思ってしまった。
シラ
jp
jp
シラ
シラ
シラ
シラ
この一言。私にはとても勇気が必要だった。
シラ
シラ
シラ
シラ
シラ
気づけば大粒の涙が頬を伝っていた。
ギュッ
シラ
jp
jp
シラ
シラ
これだ。
私は
障害が、とか可哀想、とかそんなのが欲しかったんじゃない。
共感してもらえて、
〝1人の普通の女の子〟て思ってほしかったんだッ。
シラ
jp
シラ
色が見たいッ。
jp
始めてそう思った。
シラ
君の瞳と同じように
君の瞳が光なら______。
________________________
先生
先生
jp
あれから、あのシラが全てを話した日。
シラは入院した。
「自分にしたい事が見つかった。」
そう彼女は放って。
jp
jp
jp
シラ
jp
シラ
jp
あれから一ヶ月経った。
ずっと病院の日々。嫌だったけど私には そんなことより大事なことなのだ。
シラ
シラ
シラ
急に色が見えてびっくりしている自分もいる。
でも、それと同時に嬉しい自分だっているんだ。
jp
jp
シラ
jp
シラ
jp
シラ
jp
私、今どんな顔してんだろ…////
jp
シラ
jp
パタン
jp
jp
________________________
jp
今日は彼女の大事な日。
彼女が
シラ
退院する日だ。
jp
jp
思いっきりjpが抱きしめてくれた。
照れくさいなぁ、なんて。
シラ
jp
シラ
シラ
jp
シラ
私は今まで一番の最高の笑顔をしたかもしれない。
シラ
シラ
シラ
シラ
jp
jp
jp
jp
シラ
シラ
シラ
君の瞳が光なら______。
私は何にだってなれるんだ。
約250タップお疲れ様でした。
出すの遅れてホントにごめんなさいm(_ _;)m
参加お待ちしてます。