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冷淡な魔女は今日も笑わない

第4話 - オズの目的

2025年04月18日

#魔法使いの約束

#まほやく

#オリキャラ

#夢小説注意

ネオン@低浮上

オズ

…ミスラ、グランベル城へ
連れて行け

ミスラ

は？

ミスラ

何を言っているんですか
あなたは？

ルーケン

…【ブレスレットに手を当てる】

ルーケン

｢ほんとよ…馬鹿じゃないの？｣

ルーケン

｢しかも、今日はパーティが
あるのでしょう？｣

ルーケン

｢私はお断りよ｣

ミスラ

ルーケンの言う通りですよ

ミスラ

｢私に従え｣と
言われましたけど…

ミスラ

連れていくなんて
聞いてません…

オズ

またやられたいのか？

ミスラ

…分かりましたよ

オーエン

…君は従順だね、ミスラ

ミスラ

俺だってやりたくて
やってる訳じゃないですよ

ミスラ

はぁ…

ミスラ

《アルシム》

ﾊﾟｧｧｧｧｯ✨

ミスラ

言われた通り、グランベル城へ
繋げましたよ

オズ

…そうか

ブラッドリー

頼んどいて雑だな、おい

ルーケン

｢…ねぇ、本当に
行かなきゃダメ？｣

オーエン

そう言うけど、ルーケン

オーエン

もしかして、人間達が怖いの？

オーエン

だから行くのを避けるの？

ルーケン

｢…判断はご勝手にどうぞ｣

ブラッドリー

てめぇも案外雑だな
ルーケン

ルーケン

｢これを使うだけ魔力を
使うから…｣

ルーケン

｢無駄な労力を
使いたくないのよ｣

ミスラ

あなたは大した魔法を
使わないでしょう？

ルーケン

…‪💢

ルーケン

(《ツェ・トゥシス》…)

ｼｭﾙｼｭﾙｼｭﾙ…(茨が絡みつく)

ミスラ

《アルシム》

ｺﾞｳｯ🔥

オーエン

ん？戦うの？

オーエン

僕も混ぜてよ

オズ

…《ヴォクスノク》

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ⚡

ミスラルーケン

ｯ…

オズ

やめろ

ルーケン

…【そっぽを向く】

ミスラ

はぁ…

ブラッドリー

てめぇらは相変わらずだな

ルーケン

｢…このままいても
状況は変わらないわ｣

ルーケン

｢ミスラ、あんたがこの扉を
呼び出したのだから｣

ルーケン

｢あんたから先に
行きなさいよ｣

ミスラ

あなたも俺に
指図するんですか？

ミスラ

まったく…
分かりましたよ…

ｷﾞｨｰｯ…(扉が開く)

グランベル城

ミスラ

どうも

ミスラ

北の魔法使い、ミスラです

ミスラ

招かれざる客ですが…
お邪魔いたします

オーエン

…

スノウ

…オーエン

ホワイト

そなたもか…

オーエン

……

オーエン

はは…w

ブラッドリー

酷いな…

オーエン

誰も僕を歓迎して
くれないのかい？

オーエン

北の魔法使い、オーエンだよ

オーエン

よろしく

ブラッドリー

…ﾁｯ

ブラッドリー

北の魔法使い、ブラッドリー

ブラッドリー

せっかく自由の身になって
羽伸ばしたってのに…

ブラッドリー

胸糞悪ぃ目にあったぜ

ルーケン

……

ルーケン

…【ブレスレットに手を当て、
お辞儀をする】

ルーケン

｢北の魔女、ルーケン｣

ルーケン

｢会話はほとんどしないわ｣

ルーケン

｢どうぞご勝手に…｣

オズ

……

賢者

…オズ

ｷﾞｨｰｯ…ﾊﾞﾀﾝ…(扉が閉まる)

オズ

中央の魔法使いオズだ

オズ

これで賢者の魔法使いは
全員揃ったはず

オズ

中央の国王の弟よ

オズ

他に不服があるなら申してみよ

ヴィンセント

……

ヴィンセント

…心から歓迎する

ムル

それじゃあ
パーティを続けよう！

パーティにいる人々

わぁー！(歓声)

ルーケン

…(なんで私がこんな所に…)

ムル

ルーケン、久しぶり！

ルーケン

…【間を置いてお辞儀をする】

ムル

あれ？それ、使わないの？

ルーケン

…【ブレスレットを指さす】

ムル

そうそれ！

ルーケン

…【首を振る】

ムル

えぇ…ルーケンの声
聞きたかった〜…

ルーケン

…【ブレスレットに手を当てる】

ルーケン

｢しつこいわよ、ムル｣

ムル

あっははw使えるんじゃんw

シャイロック

こら、ムル

シャイロック

ルーケンさんに迷惑を
かけるんじゃありませんよ

ルーケン

…(シャイロック…)

ルーケン

｢別にもういいわよ…｣

ルーケン

｢とにかく、私のことは
気にしないでちょうだ…｣

???

こんにちは、北のお嬢さん

???

えっと…はじめまして！

???

ルーケンさん…だよね？

クロエ

俺はクロエ

クロエ

こっちはラスティカ

クロエ

前まで一緒に旅をしてたんだ

ルーケン

…(西の連中が揃ったわね…)

ルーケン

(西のやつら個性が強すぎて…)

ルーケン

(ついていけないのよ…)

ルーケン

｢…そう、長旅だった
のでしょうね｣

ルーケン

｢まぁ…お疲れ様って
ところかしら？｣

クロエ

うわｯ?!

クロエ

それ、どうやって話してるの?!

クロエ

口は…動いてなかった
みたいだけど…

シャイロック

ムルの発明品からの
発声しているんですよ

シャイロック

そうですよね、ルーケンさん

ルーケン

｢…そうよ｣

ルーケン

｢まぁ…おかげで日々の魔力は…｣

ルーケン

｢ジリジリと削られている
のだけどね｣

ムル

その機械を動かす部品には
魔力を必要としているから

ムル

仕方ないんだよ

ルーケン

｢…そう｣

ルーケン

｢くれた時にも言ったけど…｣

ルーケン

｢会話のツテを作ってくれて
ありがとう、ムル｣

ムル

どういたしまして

ラスティカ

…思ったのだけど

ラスティカ

どうして君はその
ブレスレットを通して

ラスティカ

会話をしているんだい？

ルーケン

｢…呪いのせいよ｣

ルーケン

｢会話不可の厄介なものよ｣

ラスティカ

それは大変な目にあったね

クロエ

確かに大変そう…

クロエ

話す時、いつもそれを
使うんでしょ？

クロエ

魔力がなくなったら
会話が出来なくなっちゃうよ

ルーケン

｢…それは筆記で
やるからいいのよ｣

ルーケン

｢魔力がなくても、考えを
伝えることができるから｣

クロエ

そっか…その手があるのか

シャイロック

ちなみにですが…

シャイロック

その呪いは解けないのですか？

ルーケン

｢何度もやったけど…
今のところ進展なしよ｣

シャイロック

おや…それは残念

ルーケン

｢…そうは見えないのだけど？｣

クロエ

と、とりあえず…！

クロエ

その呪い、解けるといいね

ルーケン

｢そうね…｣

ルーケン

｢…心配してくれてありがとう｣

ルーケン

｢それじゃ…また…｣

シャイロック

おや、行ってしまうのですか？

ルーケン

｢…だから何？｣

ルーケン

｢こんな人が多いところ…｣

ルーケン

｢私はずっとは
居られないわよ…｣

ムル

ルーケンは大勢が
苦手だもんね

ルーケン

｢…分かっているのなら｣

ルーケン

｢団体で話しかけないで
ちょうだい…｣

ｺﾂｺﾂｺﾂ…

クロエ

…怒られちゃった

ラスティカ

彼女は随分と冷たい方なんだね

シャイロック

えぇ

シャイロック

彼女は当初からそうでしたよ

シャイロック

それに…

シャイロック

誰も彼女が笑っている姿を
見たことがありません

シャイロック

彼女の師匠でもある

シャイロック

スノウ様とホワイト様ですら
見たことがないらしいです

ムル

ルーケンの笑ってるところ
見てみたいな

クロエ

うーん…そしたら
こんなことをするのはどう？

ラスティカ

なるほど、いい考えだね

ムル

なんだか面白そう！

シャイロック

それでは後日
試してみましょうか

ルーケン

(バルコニーに異様に
魔力が集まってると思ったら…)

ルーケン

(なんなの…この光景…)

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ネオン@低浮上

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