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時を戻せるならば
百
蒼
物語には出ませんが他に双子の弟(赫.黈)、双子の兄(紫.橙)います
創作 百蒼 タヒねた
百
蒼
蒼
蒼
蒼
百
百
蒼
お前なんて生まれて来なければ良かった
俺が蒼に言い放った言葉
そして俺が蒼にぶってしまった
そして蒼に'最後'に触れた日
蒼はその日の放課後通り魔により5⃣ろされた
亡くなったのは蒼ただ1人だった
警察によると蒼が通り魔に刃向かったと
蒼は'たまたま'その通り道を通っていた
蒼は妊婦さんの後ろにナイフを持っている男に気づき庇った
通り魔は何度も刺したという
何故か
蒼が他に犠牲者を出さないために
蒼はこう言った
「君、むしゃくしゃするの? 誰か5⃣ろしたいの? そしたら僕が刺されてあげる」
と
自分から刺さりに行ったそうだ
そして蒼は最後に大きな声でこう言い放った
「皆さんッ!逃げてくださいッ! 僕が囮になりますから、 でも僕からお願いです この紙袋を僕の家族に引き渡してください、 投げますのでどなたかお願いします これは僕の中での罪滅ぼしなんです笑」
と
その後その'紙袋'を受け取り全員が避難したのを確認したことを合図に
蒼は寝っ転がり
何度も刺されたと
警察からそう伝えられた
そして最後に通り魔の証言を伝えられた
蒼は
「通り魔さん 少し待っていてください 我慢は難しいですけどね笑 これは僕の最後のけじめで家族の伝言なんです そして僕は生まれて来なければ良かった'存在なので'沢山刺していなかったかのようにしてほしいです笑」
'生まれて来なければ良かった'
そうそれは
俺が今朝蒼に
言い放ったことだ
黈が蒼の大切なものを壊してしまいそれを見た蒼が咄嗟に手をぶってしまった
この出来事の後だ
俺は腹が立ってしまい
落ち着いて蒼の話を聞くことなく
怒り任せに蒼に当たってしまった
蒼は今まで悪いことをした事がない
今までずっと俺が一方的に叱っていだけだ
蒼は俺にとって他の兄弟よりも大切な弟だった
甘えん坊で、弟想いで
そしてなにより
亡くなった母さんの慈悲に満ち溢れた目が似ていた
俺たちの母さんは事故で亡くなった
幼い頃に父が亡くなり母さんは女手1つで6兄弟を育ててくれていた
そんな心優しい母に蒼はよく似ていた
性格
容姿
それはもう似ていた
俺はそんな大切な弟
この世界でいちばん大好きな弟
俺たちの元に生まれてきてくれて本当に良かったと思えた弟
そんな弟に向けて
生まれてこなければ良かった
そう言い放った
そして
蒼の1番大切にしている母さんの形見の
髪飾り
それを黈が壊して
初めて蒼が弟に向けて怒鳴ってしまった
そんな俺はその怒鳴り、手をぶってしまった所
ほんの少しの場面で決めつけ
蒼に思ってもいないことを言い張った
髪飾りは最後の母さんからのプレゼントだ
それはもう手に入らない
紛れもないそれは母さんの手作りだからだ
蒼は母さんが作る髪飾りが大好きだった
それは男の子人でも似合うのうな素敵なもの
それを壊された蒼は泣きたかっただろう
蒼は母さんが亡くなってから
大きく笑うこと
泣くこと
喜ぶこと
はしゃぐこと
俺をももにぃと言わなくなった
蒼はそれまでいつも笑顔で
見ているこっちも嬉しくなるような
明るく心優しい少年だった
俺は
蒼を5⃣ろしてしまった
言葉の暴力で
もしあそこで俺が訳を聞いていたら黈を叱っていたら
もしあそこであんな事言わなければ
未来は変わっていたのかもしれない
それ以前に
蒼と面と向かって話して和解出来ていたら
未来は大きく変わっていたのかもしれない
と
俺は亡くなってから後悔の念に駆られた
そして1番の後悔は謝れなかったこと
そんなこと思っていないと言えなかったこと
どうか
どうか
神様
もし
蒼にもう一度会えるとするならば
'時を戻せるならば'
蒼に
生まれてきてくれてありがとう
と
伝えたいです
''蒼くんは何故'たまたま'その道を通っていたのでしょうか''
そして
''紙袋の中身はなんだったのでしょうか"
また
"なぜ百くんは苛立っていたのでしょうか''
最後に
''本当に母は交通事故なのでしょうか''
読んでくださりありがとうございます。 前垢が開けなくなり 転生垢です。 少し変えて作ってみました。
それでは皆様お元気で またね🫶🏻
もしお時間等あればこちらの謎を考察等してみてください。 そして皆様も後悔がないようにお過ごしください。
🗝時を戻せるならば